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これくしょんブック  作者: シャオえる


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47/85

一緒にいれば悲しくないよ

「寝すぎた……」

 夜も遅く、目が覚めたアカリ。真っ暗な部屋の中、椅子に座って外を見ていたルカを見つけた

「……ルカちゃん?」

 アカリの声に、驚き慌てて振り返るルカ。起きて座っている姿を見て、安堵した表情している

「アカリちゃん、起きた?良かった……」

 ベットから降りて、ルカの隣に来るとルカが座っていた椅子のスペースを少しあけて、ちょっと狭い椅子を二人半分こで一緒に座って、暗くて静かな外を見る


「ルカちゃん……ずっと起きてたの?」

「うん。なんだか眠れなくて……」

 アカリが話しかけて、ちょっと小さい声で話す二人。アカリが寝ているヒカリに目を向けた

「ヒカリはまた寝ちゃたね。ショコラもたくさん食べてたから……」

 ルカがちょっと笑って話しも、またすぐ無言になる二人。しばらくすると、ルカが少しうつ向き気味に、アカリに話し始めた

「あのね、アカリちゃん……」


「……私、一緒にいない方がいいかな?」

「どうして?一緒にいてくれたら私、とっても心強いよ!」

 椅子から立ち上がって、ルカの前に立ち、ぎゅっと手をつかんで話しても、苦笑いで困った表情のルカに、そっと手を離して、また隣に座ってアカリも、ちょっとうつ向いてしまう

「……やっぱり迷惑だよね。ゴメンね。巻き込んで……」

 しょんぼりしだしたアカリの様子に、ルカが慌ててアカリの手をつかんだ

「違うの。アカリちゃん。そうじゃなくて……」


 ルカがなにか話しようとした時、コンコンと部屋の扉をノックする音が聞こえてきた

「……はい」

 アカリが返事をすると、ゆっくりと扉が開きノドカが部屋に入ってきた

「ゴメンね。話し声が聞こえたから……」

「お父さん……」

 暗い部屋で二人、寄り添っている姿に、しばらく入り口で何やら考え込むノドカ。二人が見つめあい不思議そうに見ていると、ノドカが二人を見て微笑み話しかける

「二人とも、ちょっとキッチンに来れる?お腹すいたでしょ?なにか食べようか」

 突然のノドカからの提案に戸惑う二人。また目を合わせて、どうしようかと困った表情になる

「みんなで食べたら、美味しく食べれるよ。ほらっ」

 ノドカの言葉に、アカリが頷きルカを見ると微笑みぎゅっと手を握り、ベットで熟睡しているヒカリを一瞬見て、部屋を出てキッチンへ向かってく



「お兄ちゃん……どうしたの?」

「バイト終わり。そっちこそ、こんな夜中にどうした」

 キッチンに着くと、ミツキが飲み物を飲んでくつろいでいた

「お腹空いたらしくてね。僕も今帰ってきたところだから、みんなで食べようと思ってね」

 アカリの後ろにいたノドカもキッチンに入って、ミツキに話ながらエプロンを着て、夜食の準備を始めだす


「それじゃあ、二人とも悪いけど、お手伝いお願いできる?」

 キッチンの入り口で手をつないで立ったままのアカリとルカに、声をかけるノドカ

「……うん」

 と、アカリが小さく頷いて、ルカと一緒にやっとキッチンに入ってく。パタパタと足音をたてて、ノドカの側に来て手を洗い始める二人。それを見てノドカは微笑み、ミツキは、はぁ。とため息をついた。ノドカが冷蔵庫を開けて何を作ろうか考えてる間に、エプロンをつけ終えた二人がノドカの側に来ると、冷蔵庫の中を見て、一緒に何を作ろうか考えている間に、ちょっとずつ元気なってくアカリとルカ。献立も決まって、キッチンに明るい声が増えていく

「それじゃ、二人の好きなもの作ろうか」

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