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これくしょんブック  作者: シャオえる


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31/85

機嫌の良い朝は、誰かに会う日

「どうしよう……起きない……」

「寝坊なだけでしょ。早く起こさないと」

 朝、目覚まし時計が鳴り続け、ルカとヒカリが目を覚ましていたが、アカリだけがまだ眠っていた

「アカリちゃん!起きて!朝だよ!」

 何度か体を揺すって起こすルカ。目覚まし時計の音と揺らされて、やっとうっすらと目を開けた

「ルカちゃん……おはよう……もうちょっと……眠る」

「ダメだよ!学校遅れるよ!」




「おはよう。今日は起きれたんだね」

 朝御飯を作っていたノドカ。準備をするためバタバタと騒がしかった二人がキッチンに来て、ホッとした様子で声をかける

「う、うん。ルカちゃんが起こしてくれたから……」

 苦笑いで答えるアカリ。ルカと一緒に椅子に座って用意されていたパンを一口かじると、兄のミツキが家に居る気配がないのに気づく

「あれ?お兄ちゃんは?」

「もう出たよ。今日はちょっと遅くなるって」

「そっか……」

 会えなくてちょっとしょんぼりアカリを見ながら、二人の向かいにノドカが座ってクスッと笑う

「ほら二人とも、ゆっくり食べていたら遅刻するよ」





「アカリちゃん、体調どう?眠たい?」

「ううん。朝御飯たくさん食べたし、天気も良いし。元気だよ」

 二人仲良く学校へ向かうアカリとルカ。今日は眠くもなく

、隣にルカもいて機嫌の良いアカリは、うーんと背伸びをして深呼吸する

「今日から、もう眠り続けることはないと思うから大丈夫よ」

「……ヒカリ。また来たの?」

 アカリのリュックから顔を出して話しかけてきたヒカリ。部屋にいたと思っていたアカリは、呆れた声でヒカリに話しかける

「そうよ。何が起こるか分からないからね」

「えー?何も起こらないよ……」

 そう思い話していると、突然足を止めてキョロキョロと辺りを見渡し始めた

「どうしたの?」

 ルカも足を止めて、アカリに側によって話しかける

「なんか……変な感じしない?」

 とアカリに言われて、ルカも辺りを見渡すが何も感じない。すると、リュックにいたヒカリが出てきて、二人の間に来ると空に指差した

「アカリ……」

 指差す方に二人が目を向けると、二人の真上、空に浮いた知らない人影。視線に気づいたその人がアカリ達を見て、ニヤリと笑う

「本を持ってるのか……なら手合わせ願おうか」

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