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これくしょんブック  作者: シャオえる


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24/85

今日は二人だけでお留守番

「あの……アカリちゃんは……」

 不思議な本と出会った翌日の朝、アカリの部屋では起きないアカリに心配そうに見ているルカと、アカリの体調を見ているノドカとミツキがいた

「寝ているね。昨日、はしゃいでたって言ってたから、疲れたのかな?」

「あの……でも……アカリちゃんは……」

 優しく話すノドカに対し、ルカは昨晩の出来事を言うべきなのか戸惑っている

「どうせアカリ、宿題してないみたいだし、学校休ませる?」

 あたふたするルカの様子を見て、ミツキがノドカに話しかける

「そうだね。……ルカちゃん」

「は、はい!」

 ノドカから急に話しかけられて、緊張してちょっと声が裏返ってしまう。一人あたふたとしているルカにまた、ノドカが優しく声をかける

「僕らは仕事もあるし、ミツキも学校があるから、悪いけど、君も学校を休んでアカリの様子を見てもらっていいかい?」

「は、はい。私は大丈夫ですけど……」

「よかった。引っ越しの必要な書類も持ってくるから、後で一緒に確認してくれるかい?」

「あっ……はい」

「じゃあ、二人分のお昼ご飯は作っておくから、後で食べてね」

 と言うと、ルカを残してノドカとミツキはアカリの部屋を出ていった


「ヒカリさん、どうしたの?」

 ノドカ達がアカリの部屋から出た後、アカリの布団の中で隠れていたヒカリが不機嫌そうに出てきた

「ヒカリで良いわよ。昨日、リリにお菓子持っていかれたでしょ?」

「ええ、チーズケーキでしたね。それがなにか?」

 ルカの言葉に思い出して、更にムスッとした表情になったヒカリ。机に置きっぱなしだったお皿を見て、今度は悔しそうな顔になる

「私の分まで持って帰っているのよ!」

 いつの間にか部屋に持ってきた時より少し減っているチーズケーキを見て嘆くヒカリ。お皿を目の前にして、その落ち込みっぷりにルカが何か思い付く


「それじゃあ、後で何か作りますか?」

「……良いの?」

「ええ、許可貰えばですが……。ちょっと聞いてみますね」

 機嫌の良くなったヒカリにクスッと笑って、パタパタと足音をたて、部屋から出てリビングに向かっていったルカ。部屋に一人、話し相手がいなくなったヒカリ。ベットで寝ているアカリの顔を見ると、そっと頬を触る

「力が強くなっているわね。アカリならこの調子で書き終えることが出来るわ……きっと」

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