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自発的に人類をジャッジすると世界に叫ぶ?

「私が今日おこなったことは、良かったんですかね?」


私は、何となく彼らにそう聞いてみた。


「良かったと思います。遅かれ早かれ、あのようなことを工藤さんはすることに決まっていましたので」


と、オーランド系がなんでもないことです、って感じで言った。


「その、決まっていたって、どう言うこと?まさか二人が、私が知らない間に意識をコントロールしたり、遠隔操作したの?」


「工藤さん、本当にそう思ってますか?」


オーランド系は、そう真っ直ぐな感じで私を見てそう言った。


オーランド系はず~っと立ってゆっくりとテレビモニターを確認しながら歩いていた。


私はオーランド系の目線を外し、後ろに写っている、音の静かな世界のテレビ番組を見ていた。


世界のテレビ番組は、多分、確実に番組内の質が変わるだろう、そう思った。


「いや、思ってないですよ!ただ、人間ってやつは!って言うか、私は、そう言う天邪鬼(あまのじゃく)な性格の処があるから、何か試すみたいなね、悪かったよ、だからと言って全然考えなくもないことでもあるし、あなた方は私の心を読むことが出来る、そして、私はあなた方の心を読むことは出来ない、不公平と言えば不公平だが、なんか、どうでもいいのかもしれない、こんな私に比べたら、今の世界の要人達の方がよっぽど大変だろうね?」


「どうして、工藤さんより、世界の要人達の方が大変なんですか?」


続けて、キャメロン系が私に質問をする。


「どうしてって、今までの組織を維持していく上で統制がとれなくなってゆくからだよ、ちなみに今までは世界をなんだかんだ言ってリードしていたのはアメリカだ。

そのアメリカに私がと言うか、あなた方が表れて、力の秩序がガラガラと音を立てて崩壊したようなもんですよ。

それが、今までとは勝手が違う世界になると思い、色々と調整かなんかをしていて忙しいと思ってさ」


「それが、工藤さんの言う大変なことなのですか?」


キャメロン系は別に楽しんで質問してる訳では無かった。


「ああ、そう思うけど、しかし、ある意味こんなことは世界が初まって以来でしょう?世界の人々は実際どう思っているのだろう?


さっきまでの事柄を」


「工藤さんは自分で、言いましたよね、全世界に向けて、私がジャッジすることになりましたって、だから結構お気軽に考えているんじゃないですか、やっとシンプルな解決策が見つかったって」


やっぱり、テレビから私はそんな大それたことを言ってしまったんだ。


しかし、本気で信じる人々はいるのかな、とも考えていた。


いや待てよ、もし、世界中の要人達が江戸幕府の大政奉還見たいに、ああ、良かった!後はお任せしまーす。


みたいになったら嫌だな~と考えている自分もいた。


まあ、その為にオーランド系とキャメロン系が遥々(はるばる)この地球に来たのだし、人類の英知が及びもつかない程の大英知があると思うから、全部、まる投げにも出来るかも、なんて思ったが、直ぐに心が読まれそうで、チラッチラっと二人の顔色を(うかが)っている格好の悪い私がいて、それをもう一人の私が俯瞰で観ていた。


おいおい、ここはまるで幽体離脱も出来る、能力開発ルームなのか?と心の中で突っ込んでいたのは言うまでもない。




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