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光の道筋  作者: 天音
3/3

第三話

こんなに、遅れてすいません…

リアルの方がごたごたしていて……




「やはり、ソルティアとエンジュあたりに相談するか……」


あえて、トーマスの名前は出さない。


あいつに相談してもガハハと笑って、まあ 何とかなるさ! くらいしか言わないのが、目に見えているからだ。


丁度、明日くる予定だしな。


「それにしても…… ユウナに、何を…… あーーー!! 考えがまとまらない!」


「旦那様、紅茶をお持ちしました。」


そう言って、フィリップが俺の前に紅茶を差し出した。


俺はそれを飲み干し、もう一度考え直した。


「………フィリップ、ユウナは外を知りたがっている。だがユウナを外に出すことはできない。 せめてもと、ユウナの望みはすべて叶えてあげたい。 だが、今回のは……」


そこで、俺はとまってしまう、今回のユウナの望みは、"生物と触れ合いたい"だ。


だが、俺は迷っている。


生物といっても様々だが、大きく分けて二種類ある。

魔力を持つものと、持たないもの。

持つものは、魔物と呼ばれ、持たないものは、動物と呼ばれる。

そして魔物にも、大きく分けて二種類、理性を持つものと、持たないもの。


この世界では、動物は保護種だ。

動物は、魔力がないゆえに、ひ弱だ。

そのほとんどが、魔物に食われておわる。

それゆえに、保護種。弱きものを守ろうとゆうのだ。

ただでさえ、食われ、数が少ないのに密猟者まで居るのだから動物保護管理組織というものもある。


一番安心なのは、やっぱり動物なのだが、保護種だ、絶滅危惧種だ。

そもそも見つからないし…… 捕まえでもしたらソルティアに殺される。

あいつが動物保護管理組織の現トップだからな。


人間界まで行ってくる密猟者も居るらしいし…

だが、人間界の動物をこっちに持ってきて、その動物が魔物に変わったという情報もあるし、暴走して大半が理性がない魔物と化す。

………

あいつも大変だな……



だとしたら魔物か?

だめだ、ユウナの魔力が、どう影響するか想像もつかないっ!!

もし、ユウナの魔力に当てられて、暴走でもしたらっ!!


そもそも、理性のない魔物は却下だ!!


理性のある魔物でも、扱いは難しい…

稀に人の言葉を話す魔物もいるが、賢いしプライドも高い。





「はぁ…… どうし…!!」


ガッシャーーーン!!!


という音と共に結界が壊れる気配。


「なっ?! 結界が破られた!?」


まさか!? あの結界は俺自ら何重にも重ねてあるんだぞ!!

それが、簡単に破られただとっ!?


くっ…! 落ち着け。ここで冷静さを失ったらだめだ。


どの部分を壊された?

温室? 


周りに人は………!?!?


"そこ"にいる魔力の主が判ったとたん俺は走り出した。


温室にいたのは、ユウナだ!!


後ろからついてくるフィリップもその事に気づいたのか、黙ってついてくる。


「ほかの者にも、連絡を入れろ!! 現状維持の魔法を温室に! だが、俺が到着するまで中に入るなと伝えてとけ!!」


「かしこまりました。」






ユウナ!! どうか、無事でいてくれ!!

お前まで失ったら、俺は生きていけない……


だから、どうか無事でいてくれっ…!!




話がぜんぜん進まない……(;×;)……


次はユウナ視点です。

あと二、三話書いたら、話が飛ぶと思います。

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