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令嬢、特産品を作る

「テレシア様、立派なお城が出来ましたね」

メイドのエルナが私を賞賛する。


「これくらい普通ですよ」


「流石ですね」


「城も出来たましたし、あとは主要施設でも作りましょうか」

テレシアが作ったのは国防省、魔法省に加え6省庁。


城を中心に1キロ程、間隔を空けて設置された。


「主要都市ですね」


「そうね」


「とりあえず、仲良くする国を決めようか」


「他国に国と認めさせるには国民がある程度は必要です」


「まずは特産品から作り始めて我が国を宣伝しましょう」


「特産品ですか?」


「この世界にカカオはある?」


「カカオ?は知りませんがララオなら南側の国にあると思います」


「まぁ、食べられる豆なら良いわ」


「そんな豆で何を作るんですか?」


「チェココっていう甘くて美味しい食べ物よ」


「美味しそう」

こうして私たちは特産品作りに取り掛かった。


翌日。


「やっと出来ましたね」


「大変でした」


「味見してみましょうか」

私の言葉にエルナも賛同する。


「美味しい」

頬が落ちそうになるくらい美味しい。


「食べすぎると太りますよ」


「そうなんですか!?そういう大事なことは早く言ってくださいよ!」


「エルナでも気にするんですね」


「気にしますよ。私は乙女なんですから」


「その言い方だと私は乙女じゃないみたいに聞こえますよ」

そう伝えるとエルナが「すみません!」と謝ってきた。


「許しますけど」


「ありがとうございます」


「しばらくはゆっくり出来そうですね」

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