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黒鳥奇譚  作者: ヤマトゥー
腐敗の翼
21/26

「脳〜brain」

すーげ懐かしい…いやっ、東方と新作は更新してた。後廻のダメージを減らしました。「流石に死ぬやろ!」てことで。

キメラ(ケンタウロス)の蹄が、硬いコンクリートを踏む時の振動を地面に潰された右耳で、「コツコツ」と鳴らす音を反対の左耳で感じていた。

「クソ!廻君から離れろ!」

環がヤツに向かって発砲する、しかしその弾丸は弾かれ、床から「カランカラン」と軽い金属音が聞こえる。

魔力による皮膚の硬質化、または単なるエネルギーの壁。どのみち環の込められる魔力量では破壊力が足りず、ダメージは入らなかった。

今の発砲により、キメラが環君を見つけ、ターゲットを僕から移す。環君は流石に同じ場所に隠れ続けられずに瓦礫から飛び出し、接近戦を仕掛ける。残弾数が少ないから仕方がないのだが、劣勢になることは目に見えている。

(ごめん、環君。隙作るって約束したのに…僕がミスったから…接近戦不利だろうに…。ヤバい、眠い)

自分のせいで負ける、みんな殺されると分かっていても、身体は静かな悲鳴を、眠りとして提示してくる。でも、そんな掠れゆく意識の中でも、妙に安心して記憶と眠りの海へと落ちていく。


『いいか、何度も言うが【魔力】は様々なエネルギーの代わりとして使える。単なる『破壊』『爆破』『生命』etc.』

(そうまとう?て言うんだけっけか…、龍美先生の授業だ…鬼みたいにしごかれたな)

だが僕は、ここで1つ違和感を抱く。が、溢れ出る記憶は、お構いなしに止まらない。

『特に『生命力の増長』、基本はコレを覚えてなさい。運動能力の向上、代謝や細胞分裂を速めることで身体の回復。そしてこれらの延長線上、『魔力の集中』。腕や脚、脳など一部に魔力を絞り、身体機能の上限を取り払う技だ』

(そうだ、やっと分かった。僕はこんな記憶覚えてないんだ。まともに授業聞くなんてここ15年(廻は15歳)してなかったから…じゃこの記憶は、一体誰が覚えていたものなの?)


(ふーん…まぁ今はそんなこと考えなくていっか。やる事は見つけたし。頭の…どこだっけ?なんか腎臓辺りにもあった気がするけど…)

確かあったはず、脳が痛みを一時的に感じさせなくなるホルモン。

体全身治したいけど箇所が多すぎて魔力切れになる。じゃ感じなければいい。身体中の神経を活性化させ、怪我はあるが痛みのない箇所を見つけ、そこから逆走する感覚で脳まで辿る。

(あった、ここが確か“アドレナリン”てホルモン出してる所だ)

魔力で脳に話しかける。「もっと出せよ。俺の魔力もっとやるから!」と。

痛みというか、熱がスーと抜けていく感覚が分かる。

そうだこれだ。多分アドレナリンが切れたら再び更なる痛みが走るだろう。自殺したくなるほどかもしれない。でも今は、コイツを倒すまでは、自分の身体を騙してなきゃいけないんだ。

僕は…()()、フラフラと立ち上がる。


瓦礫の影を飛び出し、ひび割れた暗い地下駐車場の柱を転々と移り、隙を見つけては殴りかかる。

(やっぱりさっきのは撃つべきじゃなかったのかも…。いやでもそれだと廻君にトドメが刺されていただろうし、後2発残ってるけど今撃ってもさっきみたいに効き目はないけど…詰みだな。でもまだ死にたくないし…足掻くしかない)

だが、僕は信じられないものを目にする。血なのか、それとも能力によるオーラなのかすら分からない赤い…廻君が鋭く眼をギラつかせ、腰を落とし、構えていた。その姿に少し恐怖すら覚える。

その眼は「作戦は決して変えない」という意思を何よりも強く主張していた。

どーも、それで…

ああ、落ち着いてください 焦る事はありません

私にお話があります いいですか? どうか落ち着いて

私はずっと黒鳥奇譚の更新をやめていた

ええ ええ わかってます どれくらいの長さか?

私がサボっていたのは

約、4ヶ月です

うぅ、うぅう(苦しみ出す自分)

まずい!! 

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