「強襲〜UNDEAD」
どうも、お久しぶりです。またまた期間が空いてしまいました。今年中にもう一つほど投稿したいと思っています。
(さて、お互いに手の内を明かそうとしないこの状況でどうやってゾンビを見つけ出すかだ)
「じゃぁそろそろ行くぞ」
「そうね〜。でも広いし、かと言ってBランク案件て聞くから2、2の二手に別れましょ」
「そうしよう」
(翠綺さんから今回の任務の概要を話すことは禁止されている。無理に拒否すると怪しまれるからここは仕方がない)
「よし、僕と廻くんで行くから周さんと影斗さんで行ってもらえる?」
「了」
「オケオケ」
こうして僕たちは二手に別れて行動をはじめた…
*
「環君は、出身どこ?」
東口から入った僕と環は他愛もない話をしながら魔物を探していた
と言うのは建前で、白黒つけるために会話を続けている
「ん?沖縄、台風ばっかだったからこっち来れて良かったよ。廻君は?」
「呼び捨てでいいよ、僕は静岡」
「そうなんだ。じゃアレか、富士山か」
「そうそ」
(今のところ烏の眼に魔物は写らない、でも魔力は感じるから隠れてるな)
「ここは…、診察室か、よく肝試しで物持って帰ると呪われるとか言うけど…、どうなんだろう」
「じゃぁ、触ってみる?このままじゃ埒あかないし」
環はそういう時、そこにあったメスを拾い上げた
「ここは診察室、しかも内科、誰かが持ってきた可能性もあるけどメスがここにあるのは不自然。それに他のものは散乱してる中でコレだけ整頓して置いてある…つまりコレがスイッチだ」
まさにその瞬間、床が黒ずみ、ムカデのような魔物が飛び出してきた
それを軽々と横に避け、右胸の懐から銃を出して「ズドンッ」と一発お見舞いする
「Cかなコイツ、本丸じゃないな」
「でもコレを皮切りにででくるでしょ」
さっきよりも濃い魔力、うめき声、揺れる建物
「来る!」
構えた次の瞬間、大量の魔物がなだれ込んでくる
まるでバーゲンセールに来た主婦のようだ
「烏、“赫”」
針金で人型を作ったような魔物のパンチを左で受け止め、右手でカウンターを喰らわせると、吹っ飛んだ先のデカいカエルにぶつかった
一瞬で目が合うと、カエルらしく舌を伸ばして僕の腕に巻き付く
「腕は、囮」
グッ、と引っ張ってくるのを腰を落として耐える。ワンテンポ遅れて烏が飛んできて、舌を切り裂く
腕が自由になり、ヤツはダメージで怯む
その隙を見逃さず僕は“赫”を解除し、素早く距離を詰め顔面に渾身の一撃をぶち込む
「やるね、廻君」
環はもう一つハンドガンを取り出し的確に的確に頭を撃ち抜いていくく
一つ銃声が鳴る、宙を飛んでいた怪鳥が床に落ちる
一つ銃声が鳴る、壁を這っていたトカゲが落ちる
一つ銃声が鳴る、こっちに走ってきた人型が膝から崩れ落ちる
弾切れをおこし、魔物が急接近してくるも冷静にナイフを取り出して相手の首を掻っ切る
「よく見えるねこの暗い中で」
「僕には見えるのさ、特別なレーザーポインターが、僕にだけね」
「それが…君の能力?」
「…フフッ」
環は肯定も否定もせずただ不敵にほくそ笑む
しかしそのとき、強力な魔力の爆発と瓦礫が崩れる音がし、一瞬にして強烈な殺意が僕たちを包み込む
「恐らく魔力量からして本丸で間違いないね」
「あっちの方角は…影斗たちの方だッ!」
「でも…なんだ、もう一つ…魔力が」
「「ッ!」」
そのとき「ボンッ」ともう一つの魔力が爆ぜ、環と分断されてしまう
*
「この魔力量…Bランク個体が出てきた、てか!変な魔力が見え隠れしてるし気持ち悪いわねッ!」
「環と新人は…まぁ大丈夫だろう」
西口から入った男女、七三分けの細身男が光翔 影斗
赤髪のショートが鳴門 周
「にしても、俺はCとかDでもいいから後2・3人ほど人数が欲しい。影にしちまえばスペックは俺と同じになるし」
「そっ、なら余計に援護必要ね」
「ブッ飛ばすぞ」
そんな雑談に割り込むように手足の異様に細長い人形の魔物が現れる
影斗は自分と周の影に手を触れると、グニグニと立ち上がり、それを輪郭に瓦礫や鉄パイプが固まりだし、ヒト型の物体が出来上がり、魔物に殴りかかる
「手伝う?」
「じゃ後ろを頼む」
周が後ろを振り向くとガイコツが1、2、3と歩いてくる
「頼むぞ」
「B級映画か!私Cクラスだけどw」
「………」
「ッ!(怒)なんか反応しろやゴラァ!」
周は拳大の瓦礫を拾うと力いっぱい投擲を開始する
だが、力を込めることに集中して精度は最悪だ
しかし、球は目標に引き込まれるように一発二発と当たっていく
「私は物体の軌道を操れる。だから私は精度を気にせず全力投球しとけばいいのよ」
倒しても倒しても減らない魔物に影斗は嫌気がさし、鉄パイプの影を実体化する
その影の棒は、如意棒のように伸び縮みし、遠くの敵の顔に高速でぶち当たる
*
「ふぅ、あらかた片付いたかな?」
「そうね、後は適当にアンタの影をうろちょろさせとけばいいんじゃない?」
「そうしよう」
「「!」」
「この気配…」
「多分新人の方ね、Bランクに接敵したかな」
遠くで大きな魔力の塊と環とは違う魔力が接敵している
つまり新人だ
それに伴い、今まで動かなかったもう一種類の気配が動き出す
「………嘘でしょ…。未成年の任務には出ないようにしてるんじゃないの?」
「ゾンビ、変な気配と魔力はコイツらか…」
*
「クソ、環と逸れた上にBランクと接敵とか、付いてなさすぎるだろ」
爆発によって地下駐車場まで落ちたがその目の前にいるとは思わなかった
廃病院だからか、電気は通っていないので良く見えないが、前に立つのは通常サイズの馬らしき魔物
「最近娘になった馬しか見てなかったからなー。まぁ馬の形した魔物だし、本気で行くか」
(烏“赫”)
右腕に赤いオーラを纏わせ、殴りかかろうとすると、その殺気を読み取ったのか、「パカラッ」と甲高い蹄の音を鳴らして僕の死角に周り、蹴りを喰らわしてきた
なんとか反応が間に合い魔力で固めた腕でガードする
(ひーー!『馬の蹴り喰らったら内臓破裂する』とか言われてるのがなんとなくわかった気がするわ。しかしこれはスピード勝負になる。となると“赫”はパワーの代わりにスピードが遅くなるから、僕はうまく立ち回って隙を作り、“赫”の烏を確実に当てさせるプランで行こう)
やる事が決まればしばらくは様子見する
(まず相手の攻撃方法は基本蹴りのみ、だが馬だから速さはさることながら、この巨体に似合わない俊敏性、そこいらの瓦礫を足場にトリッキーな動きで気がつくと背後に立ってる)
さらに烏の眼を通すとゾンビが一斉に動き出しているのが分かる
(タイミングが悪い…と言うより犯人がこうなるように誘導していると考えた方が正しいな。まあもうアプリシアさんにスマホで合図送ったし大丈夫だろう)
ゾンビのことを考えながらも、着々と相手の情報を得ていく
(なるほど、横に跳ぶ時は脚を数センチずらす癖がある。真後ろに跳ぶ時は大体2メートルまで跳ぶ)
その時、馬が不可解な行動をとる
なんと真横の土煙を攻撃したのだ
(さっきから激しく動いているから土煙が上がっているのは当然。………はあはぁーん!なるほどなるほど、所詮は魔物になった所で馬は馬だ。勝てる)
人物紹介
白沢 環 15歳
身長160センチ 体重59kg
出身:沖縄、日焼けしてる、
能力:自分にだけ見えるレーザーポイントが出る➕???
作者より:武器の銃なんですけど、その人の能力に対して「必要だな」とMARS本部が判断した場合至急されます。あとある程度階級が上がり、頼めばもらえます
名前:鳴門 周 16歳
身長:159センチ 体重:「言わないに決まってんだろッ!」
赤髪、ショート、 能力:物体の軌道を操る能力➕???
作者より:「儂の女性キャラ大体身長高くね?」てことなんですけど「155」は低すぎじゃね?でも「160」はしっかり来ないので159センチにした
光翔 影斗17歳
身長178センチ 体重69kg
能力:影を輪郭にする能力➕???
七三分け、髪が真っ黒
作者より:本当の本当ーーに言いたいのは『「呪術◯戦」の伏◯ 恵』のパクリではないことです。本当ーーにこれだけは信じていただきたい
皆様、年末どうお過ごしでしょうか?私は受験勉強に追われる日々を過ごしています。これからただでさいゴミカスの投稿がさらにゴミゴミカスカスになるかも知れませんがご了承ください。今年中にもう一つ投稿できたらなと考えております。
ちなみに、「『20話記念で挿絵をやる』と言ったな」
「そ、そうだ作者、確かに言った」
「あれは無理だった(パッ)」
「うわぁーー>>>」
誠にすいません(涙)




