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黒鳥奇譚  作者: ヤマトゥー
腐敗の翼
16/26

「仲間〜traitor」

ただいま。

ハイッ!まぁ〜そぉ〜ゆぅ〜訳でッ!テスト期間が終わり、やっと投稿再開です!ww

点数?聞くな馬鹿ヤロォー

玲渡れいら めぐる、君をBランク隊員とし、

二つ名を『黒鳥』と命名する!」

5月2日、僕は正式にMARS隊員に任命された

「おめでとう、今日から私たちは仲間だ。少し紹介することがある…付いてきたまえ」

「ハイッ!隊長ッ!」

「隊長じゃないw…今はね(ボソ)」

翠綺さんに付いて行くと、水族館のバックヤードのような暗い廊下が見え、その奥に一つのドアがあった

「おーい“ミロ”!例の子の紹介に来た!」

「………」

数秒の空白の後、ズゥー、と音をたてドアが開く

その部屋は沢山のモニターが壁に並び、真ん中に一つの椅子が置かれている

そしてそこに座っている一人の女性は、真っ黒な髪でパリッとしたスーツを着こなしている

しかしそれ以上に特徴的なのが


「なんかVRゴーグル付けてない?(ゴニョゴニョ)」

「あれじゃない?“赤い水星の魔女の主人公の母親”みたいな(ゴニョゴニョ)」

「あっ、それだ。えってことはドク親?嫌だわぁー(ゴニョゴニョ)」

「怒りますよ」

「「ハイ」」


「えー、でわー気を取り直して、戦闘補佐および観測員のミロさんでーす!」

「どうも」

そっけなくお辞儀というより、ただ首を動かしただけの挨拶をされた

それに続いて翠綺さんは淡々と説明し始める

「彼女の能力は簡単に言えば『空間を持ってくる能力』。強いけど彼女自身は戦闘向きじゃないからこの仕事に就いてる訳」

「私の主な仕事は、遠くの任務にあたっている隊員に指示を出すこと」

「えっ、て事はこのモニターに映ってるのは…」

「そう、全部リアルタイムよ」

「ほへぇ〜」


どうやら、「能力で空間を持ってくる」→「VRゴーグルポイのに接続」→「モニターに映る」→「状況によって指示を出す」

が主な仕事はだと言う


「でっだミロ、廻、こっからが本題だ、廻の明日の“任務”についてだ」

「………ッ!」


翌日、ワゴン車に揺られながら山奥の廃ホテルらしき建物に到着した

「私の送迎はここまでです。ご武運を」

「どーもー」

駐車場らしきとこに車を停め、僕が降りると説明書を渡してそそくさと帰って行った

(やっぱ嫌われてんだなー)


僕の初出勤

内容は魔物退治、だけだったらいいのだが…

「ゾンビ、ねぇ〜」

ひとまず、全員椅子に座ると、

「まずコレだけは断言できる、廻と“ゾンビ”には関係がある」

翠綺さんは突拍子もないことを言ってきた

「ゾ、ゾンビ?そりゃー魔物だの能力だの、信じるしかないけど…、なぜ僕に関係が?」

「正直に話す、ゾンビは“魔物”ではない。何者かの能力により“人間”、それも民間人がゾンビにさせられている」

「しかも、ゾンビを人間に戻す方法はないわ」

「つまり…」

「そっ、殺すしかないわ」

「さらに、ゾンビ化させる能力者は、おそらくMARS隊員、しかも我々の動向を見ていることから身近な人物が犯人だ」


 失礼承知でミロさんを見てみる

「あっ、ミロは勿論違う」

 速攻で否定された

「信頼されてますね」

 その後も、ゾンビに関する情報を聞いた

・僕と翠綺さんが初めて会った日に報告されたこと

・魔物の脱走を実行し、僕と龍美さんと戦うよう仕向けたのもゾンビ


「絶対にありませんが僕が犯人の可能性は…」

「「んー」」

「そもそもとして、二つ能力がある人は居なくもないが、殆どいない」

「それに、君が関係している出来事によく出現するだけで、君が知らない任務にゾンビを出すことは不可能よ」

「何より、君はこれ以上罪を重ねたら即刻お首ちゃんぱだから無理やり私たちが否定してると言うかw」


んで、なんとも辛辣な感じで、アリバイが証明されてここにいる

場所は廃病院、任務は魔物退治、そしてゾンビの能力者を探ること

しかし、ゾンビの能力者は恐らく能力を2つ持っている可能性が高いとのこと


容疑者は3人

ドアの前で待機をしている

「遅かったな、2分遅刻」

「3分までならセーフよ影斗えいと

「君が廻君?よろしくね」


最初にダメ出しをしてきた男

光翔みなと 影斗えいと


セーフと言った女

鳴門なると あまね


挨拶をしてきた男

白沢しらさわ たまき


この中に、この仲間の中に敵は、traitor(裏切り者)はいるッ!

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