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牛乳瓶底な眼鏡のシンデレラ

作者:陸奥こはる
 とある日にアンナがパーティーに行くと、そこで婚約者のフィルナンドに貧乏を理由に沢山ひどいことを言われた。子爵家と伯爵家という家柄の上下関係もあり最初は我慢していたアンナであるものの、フィルナンドのある一言にカチンと来て言い返し、婚約破棄を言い渡されるまでに揉めに揉め……そこで第二王子のセブルスに助けられる。
 アンナはセブルスが王子さまだと知らなかった。なので、結構失礼な物言いをしてしまい、それを理解した瞬間に恥ずかしくなって逃げだした。そして、その途中で眼鏡を落とした。……眼鏡が無いと生活も大変だ。新しいのを買うお金もない。でも取りにも戻れない。

 昔話でよく読まれるシンデレラはお洒落で綺麗なガラスの靴を落としたけれど、アンナが落としたのはお洒落のおの字もないような牛乳瓶底ガラスの眼鏡。さて……。

※.全四話です。うち一話はセブルス視点になります(該当の話のタイトルに★つけます)。
2022/01/28 13:30
2022/01/28 15:08
3★
2022/01/28 18:29
end.
2022/01/28 23:40
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