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わたしにとっての幸せ。  作者: さち
1/1

*普通幸せ

世の中の人はだいたいこう言う。

「普通がいい」「普通がいちばん」

私もそう思う。普通が何より幸せ。でも、普通ってなんだろう。

私にとって「普通」は側にあたたかい両親が居て、兄弟がいて、いつでも帰ることができる家があって、なんでもないことを楽しく気軽に話せる生活があって、悩んだときは相談できたりして、良い友達に巡りあって、いっぱい笑って、ときには泣いて、怒って…

他にもある。「普通」って言っても色々な視点で考えるとたくさんあれやこれやと出てくる。


私は両親が側に居て祖父母が近くに居るあたたかい家の娘に生まれた。12月24日に生まれたことからキリストの母の名「マリア」から「まり」と名付けられた。漢字で「麻里」と書く。私は家族の愛情を独り占めにして幸せだったであろう。私が3歳になるころ、弟が生まれた。可愛くて嬉しくてたまらなかった。新しい家族が増えこれからもずっとずっと幸せな時間を当たり前のようにこの家族と過ごしていくのだと思っていた。これがこのころの私にとっての「普通」だった。


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