18話
作中の陸海空上自衛隊はどれもF―35B(空自のみF―35A、Cも導入)を導入していますが、陸上自衛隊仕様は火竜Ⅱ、海上自衛隊使用は晴嵐Ⅱ、航空自衛隊仕様は鍾馗Ⅱと名付けられています。
因みにF―35Cは長距離侵攻作戦用にF―2の数を補うべく導入した。
F-35Aは流星Ⅱ、Cは彗星Ⅱと命名されています。
他にもロシアからMi-24ハインドをAUH―24Jとして中央即応隊やコストの低減を狙ってUH―1及び一部のAH―1の後継機として導入。
(AH―1の後継機は主にAH―64だが、コストや数でMi-24が優勢)
諸事情でこの後書きますw
9月12日、五島列島・済州島海峡海戦に勝利し、我が方が制空・制海権の掌握に成功した事により福岡・大分の一部を占領する韓国軍は苦境に立たされていた。
北九州上空で発生した空戦では小松から一時的に岩国の米海兵隊と海自航空基地に派遣された航空隊所属のF―15と築城に待機していた空自戦闘機3種類によって韓国空軍占領地域防空軍は壊滅的打撃を蒙った。
だが、陸上での戦闘は未だに続いていたとは言え、航空自衛隊所属の重火力支援機、AC―2屠龍Ⅱの活躍もあり、北九州市は陸上自衛隊が奪還した。
だが、福岡市やその以南及び以西では未だに陸戦が続いていた。
「海自さんと空自さんが制海・制空権を確保したらしいですね・・・」
山本曹長がそう言うと木下が頷き、こう言った。
「あぁ、俺たちも海自さんと空自さんに負けない様に陸地を取り戻さなきゃな、行くぞ二人共!!戦車前進!!」
なお、木下3佐は8月末日から指揮官として戦車隊を率いて、韓国陸軍と死闘を交え、味方から幾多の犠牲を出しつつも数々の勝利を収めた。
一方、韓国軍は連日敗北が続き、遂には福岡空港が陸自によって奪還され、既に航空支援は受けられる状況では無く、攻撃ヘリも日本側の攻撃ヘリの攻撃によって破壊されてしまい、戦闘機も攻撃ヘリも無い上に汎用ヘリなど攻撃ヘリにとっては標的でしかない。
木下率いる戦車隊は韓国陸軍のK―2、K―1、先軍・暴風・天馬号や旧ソ連製のT-55、T―34の各戦車と死闘を交え、12台の戦車が損傷したが、10式戦車はパッシブ感知機等を用いて殆どの敵弾の回避に成功した。
韓国軍の戦車を撃破し、その直後に韓国軍の榴弾砲をAH―64が破壊し、到着した汎用ヘリであるUH―60とUH―1にUAH―24から多数の陸自隊員が降下し、韓国軍に占領されていた福岡市の制圧を開始した。
それに加えて上空からは榴弾砲を破壊した後に到着した攻撃ヘリ隊が韓国陸軍の迫撃砲陣地を破壊し、9月17日、韓国軍は組織的抵抗力を喪失。
翌18日、金元孫大統領は敗戦の知らせを聞いて辞任を決定した。
2017年9月24日、日本政府がタイ政府に仲介を依頼し、同国政府仲介の元、日韓バンコク停戦条約が締結された。
だが、この後もアジアでの激闘は続くのであった・・・・・・
福岡の戦いは終わりですが、明日から2章として激動アジア編が始まります
勿論、更新は新たに書き下ろすのではなく、19話として投稿します。




