プロローグ2
ある日パソコンがお亡くなりに…。
それ以来PSPで書く羽目になり、文字数が多くはいらなくなりました。
俺ー達也ーは仮眠をとろうと思い、目を閉じた。昨日からはしゃぎすぎたせいか、すぐに眠気がおそってきた
と、突然機体が大きく揺れた。
「うわっ!」
思わず声が出てしまった。ほかの乗客達も思い思いの声をあげている。
すかさず機内アナウンスが流れ始めた。
『当機はただいま非常に強い風を受けています。つきましては必ずシートベルトをおつけになって席に座られますようお願い致します』
しかしなかなか風は止まない。むしろひどくなっている気もする。
「なぁ、ヤバくね?」
心配そうな顔をした隆太が聞いてくる。
「あぁ、ヤバいな」
その言葉しか今の俺には出てこなかった。
★
「風、止んだ?」
確認するように隆太に聞いてみた。
「あぁ……」
彼は少し青ざめた顔で答えた。さっきの強風でよったらしい。
しばらくすると今度はボウッ、というような音が連続して聞こえてきた。おまけに焦げ臭いにおいがしてきた。
「……変なこというね。」
いきなり隆太が言ってきた。
「まるで飛行機のエンジンに鳥がつっこんだ時のようないやな予感がするんだけど……」
だったら何故今言うねん!
「やめろよ不吉だな~……」
なんだかこっちまで心配になってきてしまった……。
7月6日 誤字訂正