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ひげがゆれるとき  作者: ねこちぁん
4章~巫女の祝祭~

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ep.185 面白くなりそうだ

ep.175「灰と火花、街角のふたり」

(白露&ネイヴ登場回・導入草案)


その街は、灰色の石畳と赤茶けた屋根が連なる、古い交易都市だった。  朝の鐘が鳴る頃、まだ人通りの少ない裏通りに、ふたりの姿があった。


「……また、あんた勝手に掃除してたでしょ」  ネイヴが肩をすくめながら言う。


「汚れていたから当然です。誰もやらないなら、私がやるしかないでしょう」  白露は手にした箒をぴたりと止め、冷たく言い返した。


「はーいはい、ご立派ご立派。……で、今日こそ来るんだろ? あの“旅団”とやらが」


「来るでしょうね。予定通りなら、今朝には峠を越えているはずです」


白露は箒を立てかけ、エプロンの裾を整えた。  その動きは無駄がなく、どこか軍人のような規律すら感じさせた。


「……あんた、また“冷たく”出迎える気?」  ネイヴがにやりと笑う。


「当然です。甘やかす理由がありません」  白露はきっぱりと言い切った。


「……ま、あんたがそういうなら、俺は好きにやるけどな」  ネイヴは腰の工具袋を軽く叩き、街の通りを見渡した。


「さて、火花の準備でもしておくか。……面白くなりそうだ」

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