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ep.133 冒険者ギルド
冒険者ギルドの扉を開けると、ざわめきが押し寄せた。 剣を磨く音、酒をあおる笑い声、依頼をめぐる議論。 紗代は思わず足を止める。 「……すごい、人がいっぱい」
アレクセイが受付に声をかけると、すぐに五人の冒険者が名乗りを上げた。
ぽぷらんは椅子から飛び上がり、両手を振って笑った。 「護衛?任せとけ!退屈してたんだ、ちょうどいい!」
しろまるは静かに剣を収め、冷静に言った。 「資材運搬なら護衛は必須だ。道中の危険は俺が見張ろう」
バンデは豪快に酒杯を置き、胸を叩いた。 「荷車ごと担いでやろうか!ははは!」
アリシアは本を閉じ、柔らかく微笑んだ。 「魔法で補助できます。荷の保護も、旅の安全も」
エマは弓を抱えたまま、静かに周囲を観察していた。 「……遠距離からの警戒は任せてください」
アレクセイは五人を見渡し、短くうなずいた。 「……頼む。資材を無事に運ぶために」
紗代は胸を高鳴らせながら思った。 これで、本当に旅が始まるんだ。




