ep.130 戦いの余韻、ひとときの休息
森の最深部―― 影の主との激しい戦いは、 咲姫の“導く風”と仲間たちの絆によって、 ひとまず押し返されていた。
咲姫 「ひゃぁぁぁ……! なんか……まだドキドキしてるのですーー!!」
風音 「……咲姫。 よくやった。 お前の風が、みんなを守ったんだ」
風花 「咲姫ちゃんの風、あったかいねぇ。 安心できるよ」
果林 「団子も安心してるよ~」
咲姫 「団子は安心しなくていいのですーー!!」
冒険者A 「すごい……! 咲姫ちゃんの風がなかったら、俺たちは……」
冒険者B 「本当に助かった……!」
オグマ 「今は休め。 次の戦いに備えるためにもな」
紗綾 「……猫は“休息の時”と言っています」
光の風(封じられた風)は、 咲姫の周りを静かに巡り、 まるで祝福するように揺れた。
風の魂 「……咲姫…… 導く者……ありがとう……」
咲姫 「ひゃぁぁぁ……! そんなの聞いてないのですーー!! でも……ありがとうなのです……!」
森の最深部に、 静かな余韻が広がった。
まるで―― 次なる試練に備えるための休息を告げるかのように。




