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ひげがゆれるとき  作者: ねこちぁん
3章~【咲姫編】風の記憶、影の願い

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ep.126 繋ぐ風、絆の力

森の最深部―― 影の主の黒い風が渦を巻く中、 咲姫の“導く風”は新しい形を示し始めていた。


咲姫 「ひゃぁぁぁ……!  なんか……みんなの声が重なってるのです……!」


風音 「……咲姫。  お前の風は、もう“守る”だけじゃない。  仲間を“繋ぐ”力になっている」


風花 「咲姫ちゃんの風、やさしいねぇ。  みんなの心を結んでる」


果林 「団子も結ばれてるよ~」


咲姫 「団子は結ばなくていいのですーー!!」


仲間たちの攻撃と声が、 咲姫の風に導かれるように重なり合った。


冒険者A 「すごい……!  自然に連携できてる……!」


冒険者B 「咲姫ちゃんの風が、俺たちを繋いでるんだ……!」


オグマ 「これなら……影の主を押し返せる!」


紗綾 「……猫は“絆の風”と言っています」


影の主は黒い風を強め、 咲姫たちを試すように渦を巻いた。


影の主 「……繋ぐ風……砕け散れ……」


咲姫 「ひゃぁぁぁ……!  砕けなくていいのですーー!!  でも……がんばるのです……!」


咲姫の風は仲間たちを繋ぎ、 一つの大きな力となって黒い風を押し返した。


……ふわぁぁぁ……


森の最深部に、 絆の力が広がった。


まるで―― 咲姫の風が仲間たちを結ぶ未来を示しているかのように。

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