ep.126 繋ぐ風、絆の力
森の最深部―― 影の主の黒い風が渦を巻く中、 咲姫の“導く風”は新しい形を示し始めていた。
咲姫 「ひゃぁぁぁ……! なんか……みんなの声が重なってるのです……!」
風音 「……咲姫。 お前の風は、もう“守る”だけじゃない。 仲間を“繋ぐ”力になっている」
風花 「咲姫ちゃんの風、やさしいねぇ。 みんなの心を結んでる」
果林 「団子も結ばれてるよ~」
咲姫 「団子は結ばなくていいのですーー!!」
仲間たちの攻撃と声が、 咲姫の風に導かれるように重なり合った。
冒険者A 「すごい……! 自然に連携できてる……!」
冒険者B 「咲姫ちゃんの風が、俺たちを繋いでるんだ……!」
オグマ 「これなら……影の主を押し返せる!」
紗綾 「……猫は“絆の風”と言っています」
影の主は黒い風を強め、 咲姫たちを試すように渦を巻いた。
影の主 「……繋ぐ風……砕け散れ……」
咲姫 「ひゃぁぁぁ……! 砕けなくていいのですーー!! でも……がんばるのです……!」
咲姫の風は仲間たちを繋ぎ、 一つの大きな力となって黒い風を押し返した。
……ふわぁぁぁ……
森の最深部に、 絆の力が広がった。
まるで―― 咲姫の風が仲間たちを結ぶ未来を示しているかのように。




