登場機動兵器解説
カデシュ(type・N)
全長18m
全備重量135t
最高速度M4
装甲材 ハイパーサイジカル合金リブクライム複合装甲
メインパイロット・・・北条翔
特殊装備
リボルビング・シート
フォームチェンジスケイル
アシミレイションユニット
武装
フォトンライフル・・・両腕部手甲からグリップと銃口が飛び出すハンドガン。射程はタラスの物より短いが数倍の威力を持つ。*この作品のフォトンライフルは金属分子を超重力圧縮した際に起きる超高熱の粒子弾を反重力で放つ
プラズマソード・・・翼の外側に格納されたブロードソード型の高熱剣
メタルクロー・・・両腕の爪。タラスの装甲を容易く引き裂く
ゲヘナバスター・・・両顎が左右に開き発射する、本機最大の武装である口部エネルギー砲。バリアを張った艦船数隻を纏めて消滅させる威力を持つ。
最初の5柱と言われる『セラの民』の造った原初のフィジオームの1つ。地球の核となっていた大型球状ポッド『カルブンクルス』内に搭載されていた。この機体はヘーレムの量産機ではオミットされた最大4人が搭乗し、状況によってメインパイロットを交代する『リボルビング・シート』とメインパイロットの脳波を解析し最適な形態へ変化する『フォームチェンジスケイル』が採用されている。
type・Nは基本形態で近接寄りの汎用型。量産機と比して莫大なエネルギーを消費する為、『アシミレイションユニット』を両腕に内蔵しており、外部の金属物質を分解吸収して自身の『栄養』を補給する。このシステムは5柱全てと現行モデルの量産機にも装備されている。
名前の由来は古代の戦闘『カデシュの戦い』から
カデシュ(Type・G)
メインパイロット・・・レン
全備重量135t
最高速度M4
装甲材 ハイパーサイジカル合金リブクライム複合装甲
特殊装備
リボルビング・シート
フォームチェンジスケイル
アシミレイションユニット
武装
フォトンライフル・・・基本形態の2倍の長さを持ち、連射性・威力共に上。主に両手持ちで使われる
6連ホーミングレーザーナパームユニット・・・基本形態時の翼が変化した物。射程や威力は艦船に搭載されるものと同等。連射性能が他と比べて高いのが特徴。
メタルクロー・・・基本形態と同じ
カデシュ(type・N)がレンの『ヘーレムに対する怒り』によって形態変化した姿。基本形態時ではバイザーに隠れていたツインアイが露出するなど全体的なシルエットはヒロイックになっている。メインパイロットはレン。
Gはガンナーを指し、二丁のフォトンライフルと6連ホーミングレーザーナパームを連射しつつ戦う『1対多数』を想定した射撃型。ただしゲヘナバスターは廃止されており、大型目標への決め手に欠けるのが難点。
カデシュ(Type・F)
全長18m
全備重量135t
最高速度M13
装甲材 ハイパーサイジカル合金リブクライム複合装甲
メインパイロット・・・相羽優歌
特殊装備
リボルビング・シート
フォームチェンジスケイル
アシミレイションユニット
武装
大型プラズマクロー×2・・・他形態でのフォトンライフル部分が3本爪のクローに変化
プラズマフェザーブレイド×5/ウイングソード×2・プラズマバスターソード×1・・・羽の1枚1枚が鋭い刃になっている。また可動範囲も広い。フェザーブレイドを外側に可動させ1本の手持ちの片手剣としても使用可能。さらに2つを合わせて大剣プラズマバスターソードになる。
頭部プラズマホーン×1・・・額部分の1本角。武器の使えない程の至近距離で使用される。
相羽優歌の『北条翔の役に立ちたい』という強い思いから1本角を生やした赤鬼に似た姿に変化した、カデシュの高速近接戦闘形態。高速で敵機に肉薄し、豊富な近接格闘武器での重い一撃を叩き込むのが基本戦術となる。エネルギーの殆どを推進力に回している為単純な『場持ち』は良い。ただし射撃武器を持たない為遠距離戦闘には対応していないのが弱点。
Fは『ファイター』の意
カデシュ(type・D)
全長18m
全備重量135t
最高速度M1.5
装甲材 ハイパーサイジカル合金リブクライム複合装甲
メインパイロット・・・牧野琴音
特殊装備
リボルビング・シート
フォームチェンジスケイル
アシミレイションユニット
武装 フォトンボウ・・・Type・D唯一の武装。翼の付け根から取り出した2つのパーツを合体させた弓。ビーム上の弦を引き絞った強さによって射程や威力が変わる。
アシミレイションガードナー・・・Type・D最大の特徴ともいえる、移動防御壁。背部の羽が分離し敵の攻撃を防ぎつつ、敵の遠距離攻撃兵器のエネルギーを吸収し、本体へ送る機能を持つ。
カデシュ第4の形態。牧野琴音の『皆を傷つけずに守りたい』という意思に応えた姿。
防御機能に特化しており、強力なバリアーを本体とアシミレイションガードナー8枚に展開しつつ、友軍を守りつつ、機体のエネルギーを回復しながらプラズマボウで狙撃する戦法を得意とする。半面機動性は全形態で最も低い。
カルバラー
全長18.91m
全備重量145t
最高速度M6
装甲材 ハイパーサイジカル合金リブクライム複合装甲
メインパイロット・・・ナールライト
特殊装備
アシミレイションユニット
グラビティ・リフター
武装 頭部埋込式フォトンライフル×1・・・頭部額中央に装備されたフォトンライフル。威力はカデシュと同等。装備位置の関係から射程はカデシュのものの7割ほどだが連射性や速射性は勝る。
腕部大型プラズマクロー・・・両前腕部装甲に装備された2本の鉤爪。本機は両腕に伸縮機構を備え、下記のプラズマトライデントと本武装を併用した『予期せぬ位置からの格闘攻撃』を繰り出す。 このクローユニット中間にアシミレイションシステムを装備している。
プラズマトライデント・・・手持ちの三叉槍。伸縮機構を持ち閉所での取り回しに優れる。
ボルテックウェイブ・・・両肩から生えた角から発する100万ボルトの電流。最大で72時間照射できる。電流は収束・拡散を自由に変えられる。
『セラの民』の建造した最初のFO『5柱』の内の1柱。
サメやシャチに似た頭部や特異な武装を持つ。基本構造や背中の翼などカデシュとの共通点も多いが5柱の中で総合火力は最も低い。
ヘーレム科学陣によればその特徴的な腕部機構や武装構成から本機は他機体を吸収分解するアシミレイションシステムの実証機ではないかと推察されているが確証は得られていない。
名前の由来は『カルバラー悲劇』とも言われる『カルバラーの戦い』から
タラス(最初期型)
全高18.57m
重量235t(対艦・対要塞用装備時266t)
最高時速M3
装甲材 サイジカル合金リブクライム複合装甲
武装コネクタ数5
特殊装備
なし
武装
フォトンライフル
プラズマソード
(対艦・要塞装備)
18連装ホーミングレーザーナパーム・・・主に大型目標に対して使用される、追尾式高熱レーザー弾。着弾と同時に爆発し内部機器や乗員にダメージを与える。フォトン系武装より機構が単純で設置個所も選ばない為FO及び艦船問わず採用されている。FO用は射程が比較的短い。
大型レールキャノン×2
ヘーレムでは珍しい純実弾兵装。貫通力を重視しており、ナパーム弾でボロボロになった装甲を撃ち抜くのが主な役割。タラスシリーズではホーミングレーザーナパーム弾倉の左右に1基ずつ備えられたモデルが開発され主にバックパック上部のコネクタにセットされるが、手持ち武装としても使用可能。
ヘーレムが5柱を解析し創り上げた、最初のフィジオーム。タラスシリーズは汎用性を極限まで追求した機種で20億年に渡って改修されながら主力機の座を守り通しているベストセラー機でこの最初期型の段階で既にグラビティ・リフターやリジェネレイトシステム、思考コントロールシステムは完成している。太陽系派遣艦隊のタラスシリーズの8割はこの最初期型。これは地球人の科学力を勘案した在庫処分も兼ねている。
最大の特徴は左右非対称の頭部。当時のヘーレムの技術限界でそうなったものだが、知的生命体に対する心理的威圧の効果がある事が偶然判明し、技術向上した現在でも敢えてこの頭部形状をタラスシリーズは採用している。
名前の由来は中世の戦い『タラス河畔の戦い』から
タラス(最初期型・人類連盟仕様)
機械帝国ヘーレムに対抗する人類連盟の使用するタラス。性能に変化は無いが識別の為に塗装が緑になっている他人間を含めた有機知的生命体には思考コントロールシステムは脳に莫大な負担をかける為人間の頭脳による作戦行動時間は15分弱と短い。その為操縦補助としてレバーやフットペダル等の各種コントロール装置を組み込み行動時間延長を図っている。
タラス(現用機)
全高18.57m
重量215t
最高時速M4.5
装甲材サイジカル合金リブクライム複合装甲
武装コネクタ数8・・・全体的な見直しによりバックパック上部のコネクタは排除された。(両腕・両腰・両脚それぞれ2基づつ設置)
特殊装備
アシミレイションユニット
武装
フォトンライフル・プラズマソード・・・最初期型と同型。部品の精度向上で威力は1.2倍ほど向上している。
ショックアンカー・・・対カデシュ用に考案されたワイヤー付きアンカー。敵を絡め取り電流を流す。
(脚部装備)
追加ブーストスラスター/ヒールブレイド(ふくらはぎ)
脚部短射程フォトンガン/プラズマクロー
タラスの現用モデル。各種部品のアップグレードにより性能は1.2倍向上し、アシミレイションユニットも腕部に搭載している。外見上の違いは頭部に『口』がある事と脚部が大型化し、武装コネクタを介して専用装備を装着できる点。現用機含めタラスシリーズは宇宙から100mの深海まで無改修で移動可能。
しかし、性能自体が頭打ちになった事や極地での戦闘行動には限界が露呈し、ヘーレムは局地戦用そしてエース用のFO開発に踏み切る事になる。
マンジケルト
全長18.22m
重量105t
装甲材サイジカル合金リブクライム複合装甲
最高時速M12
武装コネクタ数1
特殊装備
変形機構
グラビティ・リフター
武装
腕部一体式速射型フォトンライフル×2・・・可変機構導入の為部品点数削減や変形時の武装の汎用性を考慮されたいわゆる『武器腕』連射性能と速射性は高いが威力は低い。
フォトンバルカン×4・・・両足の甲に各2門装備。戦闘機形態では機首付近に設置される形となる
背部6連装多目的ランチャー・・・オプションパーツ。様々な弾頭を装填可能な武装ポッドで垂直式ホーミングレーザーナパームやディフェンド・チャフ、閃光弾等を発射する。
ヘーレムが開発した可変型フィジオーム(FO)。戦闘機型の高速巡行形態と人型形態への変形機構を持つ。人類側に鹵獲が相次いたタラスシリーズの追跡や地上施設の爆撃が主な用途。特に惑星攻撃では相手が一筋縄ではいかないと判断された場合に投入される為、攻撃を受けた星は全土が焦土と化す。
飛行形態は人型から小さく前ならえの状態で両脚を投げ出し爪先を90度前に倒した後両肩の主翼を展開する事で完了する。(頭部は垂直尾翼の直下にモノアイが付いているという形状)
破格の高速戦闘が可能とする本機だが機体バランスが悪く、ヘーレムが新装甲材を完成したのもあって機体剛性と火力を増強した改修機に早い段階で生産ラインが交代した為に総生産数は少ない。
名前の由来は「マンジケルトの戦い」から
タラス・ダン
全長18.82m
重量300t
最高速度M15
装甲材 オルムジェント合金
特殊装備
グラビティ・リフター
アシミレイションシステム
武装コネクタ数4
武装 フォトンマシンガン・・・タラス(現用機)と同威力の菱形弾丸を秒間600発(1弾倉6000発)を撃ち出す
腕部固定式プラズマソード×2・・・手持ちではなく両前腕部に固定式のプラズマソード。高速戦闘時に腕を動かさずに切断できるようにする為の措置である。
ホーミングレーザーナパーム投射装置×2・・・両肩に1基ずつ装備
ヘーレム軍は開発した新装甲材オルムジェント合金のテストにベストセラー機タラスシリーズを選んだのは必然と言えた。新素材と本来タラスの為に造られた新型ブースターユニットを通常装備した機体は従来機を大きく凌ぐ性能を獲得し強化を意味する「ダン」の名を冠することになる。また戦闘に不必要な
巨大な一つ目とタラスよりマッシブになった四肢、遠近問わない高速戦闘を最大限に発揮する為マシンガンや腕部固定式のプラズマソードを装備した本機は操縦難度も劇的に上っており、『銀脳』以上つまり指揮官やエースパイロットにしか扱えない機体となった。
マンジケルト・ダン
全長17.95m
全備重量108t
装甲材 オルムジェント合金
最高時速M11
武装コネクタ数2
特殊装備 可変機構・グラビティ・リフター
武装 ツインフォトンライフル×2・・・原型機のフォトンライフルを両腕に2基U字状に接続させ火力の増大を図った。上下共に独立して標的を狙う
フォトンバルカン×4・・・足の甲から胸部へ変更された。威力は原型機と変わらず。
背部6連装多目的ランチャー×2・・・背部にコネクタが追加され、12門のランチャーから各種弾頭を発射する。
プラズマエッジ・・・両足先に装備された小型ナイフ。ルオゾ・シリーズの戦闘データから追加された。
ヘーレム軍が機体バランスと操縦性の悪さから専用の戦闘頭脳が必要だったマンジケルトを新装甲材を用いて再設計したのが本機である。スピード以外の性能が格段に強化され、一般兵でも扱いが容易になった為こちらが正式採用された。背部にラディックス級哨戒艇と接続、牽引するほどのパワーを持つ。
バノックバーン
全長18.39m
全備重量504t
装甲材 オルムジェント合金
最高時速M1.5
特殊装備 変形機構
グラビティ・リフター
武装コネクタ数2
武装 フォトンランチャー×2・・・背部に2門装備された主兵装。地底や海中といった磁気や減衰率の強い極地戦闘用高出力フォトン兵器。当然地上でも猛威を振るう。
肩部6連装ホーミングレーザーナパーム・・・マンジケルトシリーズと同威力の物を装備
レーザーナパーム内蔵式クロー・・・両腕はマジックハンド状のクローとなっており掌部分にレーザーナパームを装備する。
プラズマドリル×2・・・爪先に装備された高熱ドリル。地中を掘り進む他接近戦にも対応可
脚部内蔵式3連レーザーナパーム×2・・・地底掘削用の補助兵装として両大腿部に装備。射程は短いが戦闘用としても威力は十分にある。
段ボールを積み上げたような姿をした、ヘーレム開発の地中・海底攻撃用FO。星によって人類(地球人タイプの人類から見ていわゆる亜人と呼ばれる種族)は地底や海底に都市を築いている種も多く、従来型のFOの装備では対応が難しかった。そこで、磁気や海底での減衰率に対応した高出力化フォトン兵器と地底を掘り進むドリルを搭載した本機が製造・量産された。マンジケルトシリーズの変形機構を流用したドリルタンク形態ではふくらはぎ部分の履帯によりどんな悪路も走破可能だが、見た目通り装甲が厚く、機動性や運動性は低い。また基地や鉱山建設などの作業機としても利用されている。
名前の由来は中世の戦い『バノックバーンの戦い』から
バノックバーン・スペースタイプ
全長18.39m
全備重量504t
装甲材 オルムジェント合金
最高時速M2.5
特殊装備 グラビティ・リフター
武装コネクタ数2
武装 フォトンランチャー×2・・・背部に2門装備された主兵装で原型機と同様の武装。射程が長く、艦船のバリアーも破る威力を持つ
肩部6連装ホーミングレーザーナパーム
フォトンガトリングガン・・・両腕はクローからガトリングガンへと変更。タラス・ダンのフォトンマシンガンと同威力の弾丸を毎秒700発発射する。(装弾数7000発)
バノックバーンの宙間戦闘仕様。バノックバーンは砲撃力と頑強さに優れていたが機動性に難があった。その為ヘーレム技術陣は機体の下半身をホバー走行可能な流線型に改装し、両腕をフォトンガトリングガンにすることで高機動型砲撃機として生まれ変わらせた。
下半身に大型4基・小型8基のスラスターを備えた本機は宇宙空間のみならず地上・水上を高速移動しつつ敵機を襲う『動けるスナイパー』として人類連盟に恐れられた。
最大の弱点は下半身に機動性の大部分を依存している為脚部を破壊されると移動できなくなる点である。
また砲撃機である事から格闘戦能力も皆無。
ガビエネ
全高16.33m
重量210t(宙間航行ブースターユニット装着時266t)
最高時速M2.5
武装コネクタなし
特殊装備 グラビティ・リフター
武装 ロングレンジレールガン・・・本機唯一の武装。高精度の索敵システムを併用した狙撃銃。偵察機としての本機にとってはフェイルセーフとしての意味合いが強い。
ウニのような頭部をしたヘーレム軍黎明期から存在する偵察型FO。銀河征服に際してあらゆる状況下での偵察を行う為に4脚の下半身による安定性と高精度カメラとセンサー・通信装備が頭部とバックパックに詰め込まれている。隕石に偽装しての巡行形態をとる事も可能。
FOの技術が洗練された現在では殆どが解体されたが、サークレイス率いるヘーレム軍第2侵攻艦隊はその戦略上から引き続き使用されている。
名前の由来はガビエネの戦いから
サンバルテルミ
全長19.35m
全備重量100t
最高時速M1
特殊装備 コンピューターウイルス混淆式対装甲分解溶液生産装置・グラビティ・リフター
武装 アシッドサイス・・・両腕の鎌。刀身に内蔵機器を狂わせるコンピューターウイルスを混ぜた、カデシュの装甲材を分解する特殊溶液が塗布されている。急造品の為切断力は高くない。
アシッドランチャー・・・肩部に装備。上述の分解溶液を直接発射する。
ショックアンカー改×4・・・腹部左右に2対装備された電撃兵器。先端に分解溶液を塗布し、威力を高めている。
冥王星基地司令ナールライトが製造させたカデシュ抹殺用の試作FO。カマキリを巨大化させたような姿とヘーレム軍初の逆関節型脚部を採用している。最大の特徴はカデシュの装甲を分解し、内蔵機器を狂わせるコンピューターウイルスが混ざった特殊溶液生産装置が体内に装備されている点である。血液の様に全身を巡るこの溶液は武器に塗布されるのみならず機体の損傷によって破損個所から噴出し、抹殺対象を文字通り『死なば諸共』消滅させることを目的としている。
機動性は高いが製造を急いだ為機体構造が脆く、分解溶液も装甲表面を溶かす程度しかないが試作された2機は完全に技術実証用でありいわば捨て駒でしかない。
名前の由来はフランスで行われた『サンバルテルミの虐殺』から
サンバルテルミⅡ
全長19.55m
全備重量108t
最高時速M3
特殊装備 改良型コンピューターウイルス混淆式対装甲分解溶液生産装置・グラビティ・リフター
武装 アシッドソード×2・・・両腕に装備する青龍刀に似た刀。刀身に内蔵機器を狂わせるコンピューターウイルスを混ぜた、カデシュの装甲材を分解する特殊溶液は改良型が塗布されている。刀身を自在に変化させる機能が追加されており閉所での取り回しも考慮されている
アシッドランチャー・・・口部に装備。上述の分解溶液を直接発射する。
ショックアンカー改×2・・・腰部左右に1対装備された電撃兵器。
サンバルテルミのDrファゼルによる改良案によって開発された正式採用型。外観は人型で頭部は蟻に似ている。機体構造や戦術は試作型と変わらず逆関節型脚部による機動力でのトップアタック。フレーム剛性や各種機器の改良により接近戦での攻撃力が強化され、名実ともに『カデシュキラー』として立ちはだかる事になる。
メカニオーム(MO)
ヘーレムの開発したフィジオーム(以下FO)は人型を模した故に高い汎用性と戦闘力を獲得した。
しかしその後の技術研究と長きに渡る銀河征服戦争はFOの人型ゆえの性能限界を露呈させた。
ヘーレム軍の天才科学者Drファゼルは人類種以外の有機生命体の観察と研究からこれらの動植物を模した姿と戦闘頭脳を持った機動兵器開発計画を立案。これらを基に開発されたのがメカニオームである。
当初は採算が合わないという点で採用が見送られた(真の不採用理由は女帝AT01が制御不能の新たな生命体を生み出す端緒となりえると判断した為)が人類連盟が原初のFOの1柱カデシュを入手した事で現有戦力での敗北が目立ってきた事で認可された。
総じてFOより巨大かつ大火力であり、奇抜な見た目をしている。
アタノール
全長 39.95m
全幅 115.99m
全備重量 980t
装甲材 超合金ヘルメニュウム
最高時速 M5.5
特殊装備 高出力型グラビティ・リフター
武装 フォトンランチャー×32・・・バノックバーンタイプと同型を機体の全周囲に装備
Drファゼルが惑星ゲダム原生の二枚貝をモデルに造り上げたメカニオーム第1号。
相羽優歌曰く『回転ハンバーガー』
艦砲すら弾く楕円形の強固な外殻を上下に持ちその内部に制御部品やグラビティ・リフターが詰め込まれている。
グラビティ・リフターは高出力化され、外殻を回転させることで斥力を生み出し、これにより疑似的な反重力による移動が可能であり、機体には推進機や推進剤は搭載されていない。
この為武装の取り付け位置に余裕があり、外殻全周囲にそれぞれ16門・計32門のフォトンランチャーを搭載し圧倒的な防御力と火力で敵を蹂躙する。
試作1号機は搭載された制御用の戦闘頭脳が闘争本能の制御が出来ず敵味方関わりなく動く物を手当たり次第に攻撃する暴走事故を起こしたが、カルバラーに撃破された。
弱点は外殻をこじ開けられると内部機器が露出してしまう事。
バンマリ
全長 45.55m
全備重量 229t
最高時速 M7
特殊装備 高出力型グラビティ・リフター
武装 フォトンランチャー・・・バノックバーンタイプの物を改良したもの。威力と速射に優れる。
Drファゼルが開発したメカニオーム第2号。ゲダムの蜂ややぶ蚊がモデル。
量産前提の機体で2対の羽根を羽ばたかせ、空中を人間に視認できない速さで自在に動き回る。武装はフォトンランチャー1つのみだが強力
名前の由来は錬金釜の1つ。バン・マリ




