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夢日記  作者: ワニゾウ
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夢日記2025.9.6<これは夢だ>

 いつもどおりの部屋で起きた。別に特段広くはなく、普通だ。時間帯的にはお昼時のようで窓からはうるさいくらいの太陽光が顔を出していた。少し熱いな、そう思いエアコンの温度をいじろうと上を見た。エアコンが二つある二つもあったっけか、そのくらいにしか考えずにリモコンを探しているときに気づいた。同じ部屋、しかも広くもないのにエアコンが二つもあるものか。これは夢だ。

 そう気づいたとき私の夢はいつも壊れるのだ。覚める。というよりもその表現のほうが適しているだろう。地面が崩壊し頭が下のほうに引っ張られる感覚がある。そのせいで明晰夢というものをほとんど経験したことがない。しかし今回は違ったまれにあることだが夢の中にとどまったのだ。しかし脳は完全に覚醒しているそんな状態で見る夢はぐちゃぐちゃだ。まず視界がおかしい、とぎれとぎれなのだ。たまにしか前が見えず頭で今の状況を考え続けていないと夢から覚めてしまう。そんな状況の中でも少し動いてみようと思い少し歩いてみた。ゆめのなかで動くことができている。このような経験がないかと言われればそれは嘘になってしまうがかなり久しぶりに起こった現象であったためにすこし感動を覚えた。

 夢の中でこそできることをしようと思い部屋を広くしたいと考えることにした。すると部屋は広くなった。と言いたいところだが実際は部屋自体が広くなったというよりかは、部屋が一つ追加された。そちらに進むとどうやらキッチンダイニングのようで、銀色のシンクが鎮座していた。その部屋には赤い管状の風船がぷかぷかと浮かんでおり、それを割ろうとしたその時一気に視界がきえた。夢に戻ろうと必死に頭の中で先ほどの光景を思い浮かべると、なんとか復帰することに成功した。そしてその風船を割ると夢はほぼ完全に崩壊していた。自分より後ろのものは存在ごとすべて消え伏しており、何も存在しなかったかのような無がそこにいた。風船を割ったときに正面にあったドアが開いていたことを思い出して正面に振り替えると、ドアの外はどうやら団地のようなところらしく、かなり高い階層だとおもわれる。こんな場所にいたことはないが、すこしの懐かしさを覚えながら前に進む。

 一歩進むごとに脳が覚めていくのを感じる。起きようとしているのだ。先ほどいた場所のすべては消えてゆき私に残された選択肢は前に進むことだけなのだと実感する。しかし、目に見えている景色も少しずつ崩壊していきドアの淵に立って遠くの景色をみわたした時にはもう私の目は現実をみていた。

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