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更新遅くなってすみません、、!

遅れる際はTwitterでお知らせしているので、こちらで確認していただけると幸いですm(_ _)m

https://twitter.com/SoLunerlight

「ど、どうしよう!本当に一緒になれた…!フルール様と、フルール様と…!」

「………」

「ああ、美しすぎる…真っ白なゆるふわロングヘアーにルビーの瞳って、うさぎか!可愛すぎか!あああこれぞ眼福神様仏様運営様〜ありがとうございます…!!!」


 ミルクティー色の、平民ならではの肩上までのゆるふわヘアーに、アクアマリン色の大きな瞳。


 間違いない。前回王太子に懸想し、婚約者のわたくしを差し置いて未来の王太子妃の座まで奪った(であろう)人物の見た目と同じだ。同じなのだが…。


 敢えて言いたい。どちらの聖女様でしょうか?


「……えっと…」


 わたくしは混乱していた。いや、いないはずの聖女がここにいるというのもそうなのだが、それ以上になんだかその、キャラが違うというか…。


 他のクラスメイトも、一人で感動している彼女を気味が悪いものを見るような目で見ている。そして、さっとわたくしに目線を寄越してすぐ逸らされる。


 …わたくしに、これに話しかけろと?つい数分前、今年は聖女はいないから大丈夫だと聖女の不在に心底喜んでいたわたくしが?この聖女もどきに?


 顔が引き攣りそうになる。関わらなくていいと安心した途端にこれとは…わたくし、何か女神に恨まれることでもしたのかしら?ああ、いや、したわね。女神の生まれ変わりと言われている聖女に暴漢を差し向けたわ。なんてこった。


 心なしか聖女もどきも期待するようにこちらをチラチラ見ている気がする。そうね、平民が公爵令嬢に話しかけるなんてできないものね。わかったわよわたくしが話しかければいいのでしょう…!


 ということで、大変、大変不本意だが、わたくしは聖女もどきのもとまで足を進めた。その度に聖女もどきが意味不明な呪文を吐き出すものだから、大変進みづらい。


「…ねえ、あなた」

「へ…?えっ、嘘、わ、私?」

「ええ、あなたよ。あなた、わたくしに何かご用かしら?先ほど、わたくしの名前が聞こえたような気がするのだけど…」

「え、わ、私、まさか声に…!?」


 わたくしが話しかけると、話しかけられたこと自体が信じられないのか、キョロキョロと周りを見渡した。が、生憎クラスメイトは皆聖女もどきからは距離を取っているため、わたくしの前には聖女もどきしかいない。


 聖女もどきもここでやっと、話しかけられたのが自分だと気づいたのだろう。先ほどまでの態度とは打って変わって、綺麗なカーテシーを披露した。


「…大変失礼いたしました。ロサノワール公爵令嬢様がお美しすぎて、つい取り乱してしまい…。申し訳ございません。わたくし、エリスと申します。平民のため姓はございません。どうかエリスとお呼びくださいませ」


 そうそう、こんな感じよ。これこそまさにわたくしが知っている聖女だわ。ただのそっくりさんかと思ったけれど、見た目も声も同じだし、もどきではなく聖女本人で間違いないっぽい。


 わたくしもカーテシーで挨拶を返す。


「まあ、お上手ですこと。ご存知の通り、わたくしがロサノワール公爵家のフルールですわ。それにしてもわたくし、お恥ずかしながら碌に社交にも出ていない身ですのに…エリス様には、存じていただいていたのですね」

「あっ…」


 ちょっと引っ掛けると、聖女はしまったという顔をした。そして周りのクラスメイトも、わたくしがロサノワール公爵家の令嬢だと知って騒ついている。そう、それくらい今世では、わたくしは顔が知られていないのだ。なのに彼女は、わたくしのことを知っていると言う。


 まだ、完全に黒とは言えない。なぜなのかもわからないけれど。


 ───恐らく聖女も、逆行前の記憶を持っている。

主人公愛されが好きなので、もちろん聖女からの矢印もフルールにいきます。

これ、ガールズラブタグ付けた方がいいんでしょうか、、?

☆☆☆☆☆をポチッと押していただけると嬉しいです^^

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