プロローグ
初投稿です。語彙力皆無なので、アドバイスなどもらえたらうれしいです。
俺、福井浩介は学校でいじめにあっている。それはあることが原因だ。人前で目立つのが嫌いなのでテストや運動などできないふりをしてきた。だか、それは逆に目立っていた。それだけが原因ではないが、その結果いじめにあっていたのだ。正直いじめてくる奴らには憎悪しかないがそれでも自分の行動が原因なので文句は言わないで我慢していた。
「おはよう!浩介」
「おはよう。こうちゃん」
そう声を掛けてきたのは俺の幼なじみの、橋本緑と藤原早希だ。緑はイケメンだ。それに頭もいいし、運動もできる。しかも、めちゃめちゃ優しい。だから俺もこいつのことは好きだ。親友だと思っている。
早希はカワイイ。性格も普通に良いし、クラスの男子からもすごい人気だ。たまにおっちょこちょいなと頃もある。それがさらに男子の心をくすぐる。そしてこの二人から話掛けられて、普通に喋っているのがいじめのもう一つの理由な訳だ。ちなみにこの二人はいじめのことは知らないと思う。心配をかけないよう、うまく隠しているつもりだ。
「こーちゃん!きいてる!!!」
「あ、あーごめんごめん 」
「そういえば、浩介この前の試験また真面目に受けなかっただろう」
「え……そんなことないよ?」
「は~、まー良いけどたまには真面目にやりなよ。じゃ、俺らクラスに戻るから」
呆れた顔でそう言って行ってしまった。
「わかった」
「こーちゃんまた後で」
そう言って、早希もとても可愛らしい笑顔で手を振りながら緑とクラスに戻っていった。
そして、
「おい、無能!!」
野沢健二が話しかけてきた。内心溜め息を吐きつつ、返事をする。
「何でしょうか?」
「何でしょうかじゃないでしょ。なんで橋本くんと話してのよ。あんたみたいな無能のごみが!!」
「そうだよ。藤原さんと普通に話して。」
話していただけなのに文句を言ってくるこいつらは、谷川京子と杉田満だ。こいつらに今野杏と近藤誠也が俺をいじめてる主犯どもだ。
「昼休み屋上にこい、わかったな?」
面倒だけど行かないとどうなるかわからない。だから無言でうなずく。
そして、昼休み。
屋上に行った俺はひたすら殴られ蹴られた。
こいつらを返り討ちにするのは正直可能だ。独学ではあるが武術に興味がありいろいろ練習をしているからだ。でも、そうしたら多分この学校を退学になる。こいつらは、理事長が後ろ楯にいるからだ。よく聞く話だ。ここの理事長と健二の親が仲が良いらしく、このいじめを黙認している。実に汚い世界である。
そろそろ授業だからと今日の制裁と言う名のいじめはおわった。
チャイムがなり急いで教室に戻ろうとすると、ふと学校中が驚くほど静かなことに気づいた。周りの教室を見てみると、教室の中が白い光で包まれていた。俺は慌てて自分の教室に戻ると、その光に飲み込まれていった……