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被害者と接触せよ

『ある程度の情報は集まったな』


鞄の中のパペットが言う


「うん、『詐欺師』の最初の被害者は檜山会長のお父さんだね・・・その被害から仕事も辞めて借金まで背負って・・・その返済を会長がしてる」


なんだよこれ、理不尽すぎる!


『後は大罪人と接触できる日付の発見だな・・・大罪人がタイムスリップした直後だといいけど、それは難しいだろうね・・・ここは大罪人と初めて会った日か被害を受ける前の日くらいがわかれば・・・』


「それを知るためにも・・・檜山会長と接触しないといけないね」


檜山会長が知ってるならいいけど・・・もし知らなかったら父親の紀彦って人と接触しないといけない


『さて、どうやって接触するか・・・変な接触すると警戒されるし・・・いっそ大罪人を捕まえたらこの世界は改変されるから無理矢理聞き出す?』


「警官が言っていい台詞じゃないよね?」


危ないこと言うよね


「取り敢えず檜山会長と接触しよう・・・」


『どうやって?』


「メイド喫茶、あそこなら会えるでしょ?俊介には後で連絡しよう」


ーーーーーーーー


"マーメイド"


「おかえりなさいませぇ!?」


「ど、どうも・・・」


「・・・こちらにどうぞ♪」


凄い、一瞬で切り替えた


僕はテーブルに座る


「何しに来たの?」


「珈琲が美味しかったのでまた来ました♪」


「・・・今度はクッキー付けないわよ」


「大丈夫です!という訳で珈琲お願いします!」


「・・・かしこまりましたご主人様♪」


そう言って檜山会長は裏に行った


『ありゃあ怒ってるね』


「みたいだね・・・でも学校じゃ接触出来ないし・・・これしかなかったから」


『仕方ないか、それで?これからどうやって話す?珈琲持ってきたら多分もうこのテーブルに近付かないぞ?』


「珈琲を持ってくるかもわからないよね・・・」


他のメイドさんが持ってくるかも知れないし


「いきなりお家に行きたいって言ったらぶっ飛ばされるよね?」


『最悪通報されるかもな』


「どうするか・・・」


パリン!

ドタッ!


「ちょっと!?香ちゃん!?」

「!?」


大きな音が聞こえて女性の驚く声が聞こえた


「どうしたんだろ?香ちゃんって言ってたよね?」

『言ってみるか?』

「うん!」


僕は裏に近付く


「あのーどうしたんですか?」


「あ、お客様!?いぇ、その・・・」


メイドさんが僕を見て驚く

あ、関係者以外立ち入り禁止・・・


「って会ちょ・・・先輩!!」


会長が倒れていた・・・この場で会長って呼ぶのは不味いよね?


「あ、知り合いでしたか!?すみませんが運ぶのを手伝ってもらっても良いですか!?」


「はい!」


僕とメイドさんで会長を運ぶ


ーーーーーーーー

休憩室で会長を寝かせる


「んっ・・・」


「あ、会長!」


「香ちゃん!」


「あれ?・・・私・・・」


「香ちゃん倒れたんだよ?大丈夫?意識しっかりしてる?」


「・・・・・なんでその子が?」


会長が僕を見る


「一緒に香ちゃんを運んで貰ったの。」


「す、すみません・・・」


「謝らなくていいわ、むしろ謝るのは私よ・・・さて、仕事に戻らないと!」


「駄目だよ!?香ちゃん今日はもう帰りなよ!店長には許可を貰ってるから!」


「そんなわけには・・・」


「駄目!無理したらまた倒れるよ!」


「・・・・わかった」


「よし!私はまだ仕事だから・・・ねぇ君!」


「はい?」


メイドさんが僕を見る


「香ちゃんを送ってもらってもいい?」


「なっ!?嫌よ!一人で帰れるわ!」


「駄目だよ!途中で倒れたらどうするの!?」


「でも・・・」

「僕は大丈夫ですよ?」

「・・・・・」


「香ちゃん?」


「わかったわ・・・お願いする。」


「よし♪じゃあえっと・・・」

「陽です。」

「陽君は外で待ってもらってていい?香ちゃんを着替えさせるから。」

「わかりました。」


僕は休憩室を出た


ーーーーーーーーー



着替えた檜山会長と僕は帰り道を歩く


「・・・・」


「・・・・・・・あの、会長?」


「・・・・なに?」


「大丈夫ですか?顔色悪いですよ?」


「大丈夫よ・・・」


・・・・・・・・き、気まずい


「私の家を見ても驚かないでね?」


会長が言う


「えっ?」


僕は首をかしげる


「ここよ。」


着いたみたいだ


「・・・・・・・・・・・・えっ?」


廃墟?これ廃墟?

僕の目の前には人が住めるのか疑問に思う廃墟があった


「やっぱりそんな反応するわよね・・・」


「えと、その・・・すみません」


「いいわ、慣れてるし・・・上がって、お茶くらい出すわよ?」


「えっと・・・」


僕が返事に困っていると

『被害者に接触するチャンスだろ!』


ボソボソとパペットが鞄から囁く・・・そうか確かに


「お邪魔します。」



僕は会長の家に入った

















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