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帰ってきだした日常

シュン!!


「・・・僕の部屋?」


僕は時計を見る・・・過去に飛んで1分も経ってない!?


『飛んだ瞬間の時間に戻ってきたからね~』


僕の頭からパペットが降りる



「・・・・・・あれが大罪人なんだね・・・」


『そうだよ』


「あんなのとこれから戦うのか・・・あっ!俊介は!?」


『多分そろそろ・・・』


ピンポーン!!


インターホンがなる


「・・・・・」

『来たね』


ーーーーーーーー


ガチャ


僕は家の扉を開ける


「陽!言われた通りに来たぞ!詳しく話せよ!!」


「俊、介・・・」


扉の前には俊介が立っていた・・・生きてる、俊介が生きてる!!


「俊介ぇぇぇぇ!!」


「どわっ!?おいこら!抱きつくな!気持ち悪いって!!」


ーーーーーーーー


俊介を家に上げる


そして僕の部屋に来て


『やぁ!来たね!』


「おぅ!来たぞ!詳しく話せ!」


パペットと軽く挨拶して事情を話した


ーーーーーーー


「俺が・・・死んでた?マジで?」


「うん、葬式に出たんだから間違いないよ」


「はは、シャレになんねぇわ・・・でもあんなの見たら信じるしかないよな・・・」


『まあこれで世界は俊介が生きてる世界に戻ったわけだ!』


「あ、それで気になることが有るんだけどいい?」


『いいよ!』


僕はパペットに聞く


「これで俊介が助かって世界は俊介が死んでない世界になったんだよね?」


『うん!』


「ならどうして僕は第六感を付けてるの?俊介が生きてる世界なら僕は戦う理由が無いはずなのに?」


昨日の僕は問題なく帰って普通に暮らしてた筈だ


「あ、俺も気になる!何で昨日じゃなくて今日の夜なんだ?」


『そうだね・・・先ず俊介の疑問から答えようか、どうして今日の夜かと言うとついさっきまでの陽は何も知らなかったんだよ』


「えっ?どういうこと?」


『ふむ・・・例えばさっきまでの世界をAとして今の世界をBとするよ?』


パペットの説明はこうだ


世界Aの僕が過去に飛ぶ

過去に飛んで大罪人を倒して世界を世界Bに行くようにする

世界Bの僕に世界Aの僕の記憶を上書きする

結果世界Bに世界Aの僕が存在すると


『ということ!』


「それって世界Bの僕が犠牲になってない!?」


『なに言ってんの?どっちも陽だよ?一応世界Bの記憶もあるはずだけど?』


「んんん?」


僕は思い出してみる


・・・・あれ?確かに俊介の葬式に出た記憶と俊介と一緒に登校した記憶が有るぞ!?


「ややこしいなこれ!?」


『仕方ないんだよ』


「なんか大変そうだな・・・でもこれで昨日の事がわかったよ・・・助けてくれてありがとな?」


「う、ううん!僕だって俊介には助けられてばかりだから・・・」


「それにしても大罪人か・・・これからも陽はあんなのと戦うんだよな?」


「うん、そういう約束だからね」


『契約だからね!サポートは任せて!』


「・・・・なぁ陽、俺も一緒に戦わせてくれないか?」


「えっ!?なに言ってるの!?そんなの駄目だよ!!」


「なんでだ?危険なんだろ?」


「危険だからだよ!!」


「ならお前は幼なじみが危険な事に巻き込まれるのに黙って見てろって言うのかよ!!」


「っ!」


「俺はそんな事出来ねえよ!知っちまった以上俺も戦うぜ!!」


「で、でも・・・パペットが認めるわけ」


『いいよ?むしろウェルカム!』


「いいの!?」

「しゃあ!」


『正直陽1人じゃ厳しいからね・・・仲間は多い方が良いよ』


「でも第六感は・・・」


『一応登録すれば誰でも使えるぞ?むいてるかはわからないけど』


パペットはそういって第六感を並べる


「これがあの時使ってたやつだな!」


『属性は風以外の奴で~』


「これだ!」


パペットの説明を聞かずに俊介は1つの第六感を取った


『おっ、火の第六感か!何でそれに?』


「んっ?なんとなくだけど?」


『ん~まあいいや!なら登録するよ・・・もう他の第六感は使えないからね?』


「おぅ!」


パペットが第六感を登録する


『これで良いよ!』


「これで俺も戦えるんだな!」


「これからもよろしく俊介・・・」


まだ僕は納得してないけど・・・


「おぅ!一緒に頑張ろうぜ陽!!」



こうして俊介が仲間になった





『暴食』の大罪人編




次回からは日常編です

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