表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
修二の青春  作者: 白木
82/333

蠢きの魔

「おお、済まんの、修ニ。忙しいとこ・・ほれ・・こいつら知っとるか?」

「お・・千に亮・・。どないした?」

「やっぱり、知り合いかい。こいつらなー。ここへ、こそ泥に入りよったんや」

「何やて?おう!こら。千!亮!おのれら、まだ馬鹿やっとんのかい!」


 修ニが大声を上げた、2人は少しびくっとなった。


「修ちゃんが、人の事そないに言えるんかい」


 千崎が伏せ目がちに言った。


「何やと・・こら・・」


 修ニの眼が異様に光る。千崎の胸ぐらを掴んだ。それを工藤が止めた。


「止めとけ。こんなしょーも無いの殴って、職人の大事な手痛めたら、かなわん」

「け・・」


 千崎が、少し安心したかのように顔を歪めた。


「こそ泥よりな、わしはこいつらの傷が気になるねや、修ニ」


 工藤が言う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ