表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
修二の青春  作者: 白木
53/333

序章

「修ニ、お前、その善さんゆう人にびしびし、しごいて貰うて、お父ん見たいな立派な職人にならなあかんぞ!な、修ニ、短気は絶対あかんぞ!」


 工藤は相当酔っている。


「はは・・先輩がゆうたら、説得力無いですわ。でも、おおきに」


 修ニは心から礼を言った。 


「良し、修ニ。お前が新川さんの所で続くようなら、俺も約束する」

「何を?」

「お前に鳩やるよ」

「え!ほんまか?ほんまにくれるんか?」

「何や・・鳩って、そこら辺に居るっちゅうねん」


 そう言いながら、工藤はそこで、酔っ払って寝だした。


「はは・・修ニ。明日から学校行けよ。ちゃんと卒業のケジメだけはつけないとな。俺は工藤をおぶって行くよ。今日はもう帰れ」

「うん・・あの・・」

「うん?」

「あんちゃん・・おおきに!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ