表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
修二の青春  作者: 白木
48/333

序章

 ふふ、この人達やから飯食うちゅうてもこんなもんやな・・修ニは思った。工藤も佐久間もがんがん飲んでいた。


「全くよ・・おかしな縁だぜ。なあ、修ニ」


 佐久間の言葉に、修ニは返事をせず、もくもくと食べて居る。


「まあな、俺らかてこんな付き合いになるのも、変と言うたら、変やで。なあ、佐久間」


 工藤が代わりに答えた。


「なあ、聞かせてや、さっき言いかけた事」


 修ニが口を開く。


「そうだなあ・・まあ、修ニもこうやって縁が出来た事だし、いいか?工藤」

「ああ、かまへん」

「もう、5年になる。俺が大学4年の時だ。市内の「ラ・ポール」と言う喫茶店で、働いていた亜紀と言う女の娘に惚れちまってな」

「ぷ・・」


 修ニが笑う。いかつい顔には似合わないと思ったからだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ