表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
修二の青春  作者: 白木
22/333

序章

「何か・・複雑そうですね」


 羽崎は黙って頷いた。

 次の週末だった。佐久間が、工藤の所に姿を現した。


「よお!」


 工藤が真っ黒になった作業着のまま、立ち上がった。


「どうだ?修ニは」

「おう・・それが、あれから毎日ここへ来とってな。ごそごそやっとるわ」

「へえ・・・」


 佐久間は、意外そうにそう言った。


「それで、一日中何してる?」

「ああ・・わしも、ちょくちょく、これ持って来いとか、これちょっとやってくれゆうてるわ。案外、器用なんで、びっくりしたわ」

「へえ・・工藤の言う事は聞くんだな」

「へ・・わしも、修ニどころや無い。相当暴れとった口やで、お前も知っての通り」

「はは・・まあな」

「それにな、あのマッハは、簡単には直れへんわい。何しろ事故車やさかい」

「知ってたのか・・お前は」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ