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序章
「のお・・修二。お前、これどないするんや?」
「わしが直すんじゃ!」
「そうやって、叉事故るんけ?死にたいんか?お前・・」
工藤の目が光った。修ニと言う少年は目を伏せた。
「まあ・・ええわ。2、3日預かっとくわ。修ニ、よう考えてから、叉来い」
「それじゃ、頼んだぞ、これから木崎さん所行くから」
「おう・・その足、診て貰らわんとな、修ニ」
「金村・・修ニと言うんだな、お前」
「ふん!」
「ま、どうでも良いけどな、俺は、佐久間米次」
「ぷっ・・」
少年は少し吹きだした。名前が可笑しかったらしい。




