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修二の青春  作者: 白木
166/333

工藤の店に

「名前は神藤理沙、当年とって24歳であります、身長169センチ」

「さよか。神藤さんで、169センチもあんのかいな、足も長うて、白うて綺麗やし・・」

「やあだ・・エッチ」


 工藤は頭をぽりぽり掻いた。


「あ・・叉やってもうたわ・・わしは思うた事隠せんのや・・そやからモテへんのやなあ」


 神藤と言う女性は、そう嫌な顔でも無かった。


「どっから押して来たねん?バイク」

「御堂筋出たとこの、2つ目の交差点」

「あんた、そんなとこからここまでこの重いバイク押して来て、辛抱ええなあ」

「このバイクは命やねん」

「訳・・ありそうやのう・・」


 工藤はじっと神藤理沙と名乗る女性を見た。長い髪で、確かに千崎が言う通り、美女だった。


「W1直る?」


 神藤が聞く。


「ちょっと奥来て見るか?」

「ええ・・」

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