表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
修二の青春  作者: 白木
158/333

佐久間米示と言う男

「何やて?見合いの話を断った?先方はえらい乗り気で進めとったと思うたが・・何や、お前彼女が気に要らんかったんか?それなら、そうで、しゃあ無い事やないか。何にそやから顔に泥塗るねん?」


 羽崎は、憮然としたまま答えた。


「加奈さんは申し分の無い女性です。まさか自分との見合いを、前向きに考えてくれるとは思っても見なかった事ですし、一時は加奈さんと一緒になろうかと思いました」

「ははあ・・お前、好きな女性が居るんやな?それやったら、それで早う言わんかいな。ほんまに世話の掛かるやっちゃで」


 安心したように言う羽崎の前で、佐久間はぼろぼろ涙を零した。


「ど・・どないしたんやねん。佐久間。まあ、ちょっと落ち着いて座れ」


 羽崎は、佐久間をソファに座らせた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ