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学校

「よし、凛ーじゃあなー‼あのテレビみろよー!」

「わかったから」

凛とは俺の名前だ。静城凛、それが俺の名前だ。

「もっかい言うけどあのテレビ…」

「しつこい。とっとと自分の教室行け」

俺と梅鷹は別のクラスだ。2-Bが俺で2-Cが梅鷹だ。

まだHRが始まるまで20分ぐらいある。

周りは友達とわいわいしている。

だが俺は誰と話すこともなく本を取り出す。黙々と本を読む。HRが始まるまで。

この本の主人公は感情豊かだ。ファンタジーものの本だ、仲間がやられると怒り、負ければ悔しがり、仲間が死ぬと悲しむ。そんなありふれた主人公。俺とはまったく別だ。

「ふぅ…」

朝から梅鷹と話していて疲れたのか自然と声が出ていた。そして眠い、早くおきすぎたからだ。HRまで残り10分、読書をやめ眠りにつこうとする。

「りーーーーん‼なに寝ようとしてんのよっ‼ちゃんと起きなさーーーい‼」

寝る時そんな明るい元気な女の子の声が聞こえた気がした…

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