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冷めている家族

本を読み終わる。そして部屋から出る、階段を降りる。リビングにいくためだ。リビングのテーブルには冷めたご飯、おかずが並んでいる。

「いただきます」

俺は食べはじめる。

母親は家事を終わらせた後は出掛けるか自室にいるか、父親は一年に一回帰ってくればいいほう。なぜなら仕事が忙しいから、実はそれだけではない。父親が母親以外の女性と歩いているのを見かけたことがある。そしていろんな行動をしているところも。母親はそんなことを知っているのだろうか。まぁ俺にはどうでもいいことだ。そんなことを考えつつ箸をすすめる。

「いつからこの家族は冷めきった今みたいになってしまったんだろうか」

と呟くが答えはかえってこない。ただ箸を動かす音、俺の声、咀嚼するときの音だけが響いている。俺は夕飯を食べ終わり、

「ごちそうさま」

と言い、食器を片付ける。

自分の事は自分でやらなければ後がめんどくさいからだ。食器を片付け、部屋に戻る。そして俺は眠りについた。

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