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雨音
雨、昨日も雨だった。部活組は喜んでるやつもいれば悲しんでるやつもいる。けど俺はどちらでもない、部活には参加していないからだ。雨でも晴れでも雪でもなにかが変わるわけもない、だから俺はただ何も思わず家に帰るだけだった。
家につく。
「おかえりなさーい」
母の声
「ただいま」
と無機質な声でこたえる。人から見たら素っ気ないなんて思うかもしれない。けれどそれもまた俺にはどうでもいいこと。ただかけられた声に応答しただけだからだ。俺は階段をのぼり自室にはいる。とくになにをすることもなく椅子に座る、そして読みかけの小説を読む。そんなことで一日が終わってしまう。別にそれでもいいと俺は思っている。前に同級生から
「そんなことで一日おわるのー?もっと楽しく過ごそうよー」
などと言われる。けれどもなにをしていても楽しいと感じないのだから仕方がない。俺は、そういう人間なんだ。
文章もぐだぐだでよくわからない自己満足みたいなものですけど、これから頑張りますのでよろしくおねがいしますね。