第一話
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敵?味方? どちらにしろこの状況では移動して逃げたほうがいいにちがいない。とりあえずどっかの廃墟になった民家にでも身を隠した方がよさそうだ。だが、先に移動を開始したのはロボットらしきやつらだった。
「クソッやつはどこにいった!?」「落ち着け!まだちかくにいるはずだ探しだせ!!」
なにやらロボットたちは駆動鎧とやらを見失ってしまったらしく後方に移動を開始していた。しかし、12体にも囲まれていたのにどうやってあの状況からどうやってにげたんだ?だか、俺にとってチャンスなのはまちがいない。
(よし今の内に・・・)
逃げるために足を踏み出したその刹那、さっきの駆動鎧とやらが目の前に立っていた。
(ヤバッ!!)
「民間人大丈夫か?」
「はい!?」「HQ! HQ!こちらアルファワン、民間人を発見、作戦基準にしたがって救出する。またそのためのVTOL輸送機が必要だ。OVER」「こちらHQ、了解した。今そちらに輸送機を派遣した、15分後に東の広場に着陸させる。コードネームはFOXだ。OUT」
どうやら話を聞く限りでは味方らしい、しかも助けてくれるそうだ。なんだこれで少し安心できるな♪
「民間人がなぜここにいる?逃げ遅れたのか?」「いや~逃げ遅れっていうか説明するとながいんだけどいい?」
「いや、話は輸送機で聞く、ここから五分歩かなくてはならない。私の名前は綾瀬早月【アヤ
セサツキ】だ。君は?」「そうだな・・・ナツメとでも呼んでくれ。」
俺たちは軽い挨拶をし、歩き始めた。途中で駆動鎧について聞いてみたが軍事機密だそうだ。にしてもおれは何者なんだろうな?とか考えていると目的地に着いたらしく駆動鎧が辺りを警戒し始めた。「こちらFOXあと十秒、十秒だ。」「聞いたな、いくぞ!」俺はVTOLといわれるタイプの輸送機に乗せられるらしい。
実際に見てみると輸送機にしては重装備だった。ドアガンが4つにミサイル?重装備過ぎないか?ミサイルにはAIM-9Sidewinderと書いてあり、それぞれ4つのドアには機関銃らしきものが付いていた。
エンジンは4つ付いており向きを変えれるようになっていた
輸送機は地上から離陸し戦場つっきっていた。
「さて、話を聞こうじゃないの。」「分かりました。」
「僕は記憶喪失なんです。」
「記憶喪失!?」
綾瀬さんは少し驚いた感じで身を乗り出した
「はい、気づいたらビルの中に倒れていたんです」
「名前や母国なども覚えていないのか?」「はい、さっき教えた名前も先程考えたんですよw」
「見たところは私と同じ日本人のようだが?」「どうなんですかね?」
「何ならうちの軍でDNA鑑定でもしてみるか?」「考えておきます。」
「てか俺も質問してもいいすか?」「駄目。」
「ハア?」