第26話『衣装完成!宇宙服のはずが、なぜか忍者が混ざった件について』
SF学級演劇なのに、なぜか忍者。
誰がどうやって混入させたのかは謎。
しかし、このカオスがA組らしい、文化祭の夜。
美術室。布と段ボールの山。
「ねぇ、これどう見ても宇宙服じゃなくて忍者服じゃない?」
「だってさ、布が足りなくて黒い布で代用しただけだし」
「それに、“シュッ”って音出すための羽根飾りもつけてみた!」
「シュッって音の忍者?意味不明!!」
こより「私は銀河騎士役なのに、どう見ても忍者みたい……」
つむぎ「ま、舞台上なら光の加減でなんとかなるよ!」
さくら「私の“銀河姫”は輝いてるけど、ちょっと忍者の影もある気がする……」
まどか「どっちにしろ、銀河最終戦争の舞台は忍者屋敷になったわけか……」
衣装の試着タイム。
ひなた「動きやすそうでいいんじゃない?」
まひる「いやいや、これはもう“走る忍者ごっこ”が捗る衣装!」
「……でも演技中に忍者ポーズが出てきたら、絶対に笑うわ」
練習中。
まどか「『シュッ!』」
「「「笑いこらえろ!!」」」
ひなた「こら、ふざけるな!!」
こより「そんな“忍者の動き”が銀河最終戦争に何の意味が……」
「……意味はない。すべてはバカの理屈」
「銀河最終戦争」が忍者屋敷化するのは、
ある意味、必然だったのかもしれません。
次回はついに!
文化祭本番へ向けてのリハーサル開始!
果たして全員のテンションは最後まで持つのか!?
第27話『文化祭リハーサル!舞台上で大暴走、全員演技崩壊!?』
どうぞお楽しみに!




