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わたしたち、今日も平和にバカしてます。―大騒動(高校生編)―  作者: たむ


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24/50

第24話『三人目の転校生は毒舌系!?平和な日常にツッコミ地獄!』

静かに燃えるバカの炎に、ついに火がついた。

その名は――珠洲野すずのひなた。

一言でいうなら、「優等生?何それ食えんの? バカ?斬り捨て御免!」


最終兵器が、今……放たれる――!

朝の教室。ざわざわしているA組。


さくら「ねえ、三人目の転校生って今日来るんだよね?」


まひる「また美少女だったらどうしよう……。このクラス、顔面偏差値おかしくなってきてない?」


こより「中身の偏差値が逆に振り切れてるけどね……」


\ガラッ/

先生「おっす、転校生来たから紹介するぞー」


入ってきたのは――

片眼鏡、低めのポニーテール、やや不機嫌そうな目つきの少女。


「珠洲野ひなたです。……さっさと席教えて」


クラス全体(え、キャラ強ッッ!?)


休み時間。


さくら「ね、ねぇひなたちゃん!よかったら一緒にお昼――」


ひなた「バカなの?」


さくら「即答!?」


こより「えっ、今のテンプレギャグじゃなくてマジツッコミだったよね!?」


昼休み。


ひなたは、次々とA組の異常行動に斬り込みを入れていく。


・机に登って昼寝する →「高度稼いで何になるの」

・消しゴムで将棋 →「駒がモノクロすぎてつまらん」

・トイレで俳句大会 →「一句目から臭ってる」

・給食でプリンを賭けたダンスバトル →「その勝負、カロリーと知性が負けてる」


つむぎ「ひなたちゃん、さすがにちょっと言いすぎじゃ……?」


ひなた「優しさって、時に残酷なんだよ」


まひる「中二病要素まであるの!?」


放課後。


火乃森ほのかが、ひなたのそばにそっと近づく。


ほのか「ねえ……本当は優しいんでしょ?」


ひなた「は?」


ほのか「あなた、皆にちゃんと“言葉”で向き合ってる。……嫌いじゃない」


ひなた「……なにそれ、気持ち悪い。……でもまあ、ありがと」


ふたりは微かに微笑み合った――ような、そうでもないような。


そして、次の週。


先生「よーし、お前ら!来週はA組だけで“学級演劇”やるぞー!」


「「「はぁぁぁ!?!?」」」


まさかの爆弾イベント、爆誕。

これで転校生3人、出揃いました!

・ツッコミ不在のバカ世界に突っ込む毒舌娘・珠洲野ひなた

・まったく染まらぬ硬派系・火乃森ほのか

・天才を超えた宇宙系ボケ・望月まどか


さあ、最強の布陣がそろったA組に、次なる試練が!

第25話『文化祭目前!A組、伝説の学級演劇をやるってよ!』

どうなる!?バカたちの脚本会議!!

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