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わたしたち、今日も平和にバカしてます。―大騒動(高校生編)―  作者: たむ


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22/50

第22話『こよりと私の“バカ対決”!?どっちが真の珍行動王か!』

転校生・こよりの加入により、再び波乱の風が吹き荒れる2年A組。

しかし、彼女のバカ素質に火をつけたのは――まさかの“対抗意識”!?

つむぎ、まさかのライバル宣言!?

真の珍行動王をかけたバカ対決、開幕!

放課後。教室にて。


つむぎ「ふふ……やるじゃない、こよりちゃん」


こより「……え?」


つむぎ「初日でバカ度90……私の記録を、抜いたわね」


こより「抜いたくて抜いたわけじゃないのに!!」


さくら「……え、バカ度の話でマウント取り合ってる?」


まひる「普通の学校じゃ見ない光景……」


つむぎは机の上にドンとノートを広げた。


「見て、この“つむぎ式・珍行動王攻略ノート”!」


「そんな攻略法、必要!?」


「初手のインパクトが肝心なの。たとえば、教卓の裏に隠れて『私は教卓の精です』って名乗るとか――」


「そんな奇行、だれがするんですか!?」


\ピッ/

さくら「つむぎ、初日でそれやったよね」


\バカ度+45!/


その後、なぜかクラスで

「こより vs つむぎ の珍行動王・頂上決戦」

が開催される流れに。


審査員は、さくら・まひる・いおりの三人。


「それじゃあ……第1競技、即興モノマネ対決!」


こより「モノマネ!? そんなのできない――」


つむぎ「私はできる!」


\つむぎ:朝の職員室の物音モノマネ/

\カチャ…ドスン…『あれ?コピー機止まった?』/


「……クオリティが地味に高い……!」


「こよりちゃん、負けるな!第2競技、“予想外な登場セリフ選手権”!」


こより「えええぇえ!?」


つむぎ「任せて。『この教室、燃えてる匂いがするわ……(シーン)』」


\バカ度+40!/


こより「うぅ……じゃあ、えーと、『ワタシハ、プリンデース』」


\……沈黙……/


\ドカーン!大爆笑/


さくら「だめだ……もうこの子、完璧にバカ枠だわ……!」


勝負はまさかの大接戦。


そして――最終競技「フリーダンス・アピール合戦」にて、

こよりの意味不明な腕の動き(通称:バカプリン・ムーブ)が爆発的にウケて――


\こより、逆転勝利!バカ度+100!/


「えっ!? これで私が……珍行動王……!?」


つむぎ「完敗だわ。バカの世界は、奥が深いのね……」


そして帰り道。


こより「……あの、なんか、すごく疲れたけど、ちょっと楽しかったかも」


つむぎ「ようこそ、バカの世界へ」


こより「ええと、もう少し“普通”でいたい気もします……」


でもその笑顔は、すでにA組仕様だった。

こより、まさかの“珍行動王”戴冠!?

すっかりA組の一員として、バカに磨きをかけてきた彼女。


次回は、もう一人の新キャラがいよいよ登場!

ただし――「この転校生、なんか怖い!?」


第23話『二人目の転校生、バカに染まらぬ硬派系!?』

お楽しみに!

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