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40/42

40:まだ六歳にも満たない女の子を捨てたのか!!!!

久しぶりの投稿です( ;∀;) かなり投稿してなかったですね…。すいません!!

だいぶ書いてなかったのでおかしくなってたらすいません!

読んでくれて(´▽`)アリガト!

ぐにゃぐにゃとした空間に俺はいた。


「ここは…?」


本の中でも、あの街でもない。

とりあえず、手を伸ばそうとして……あれ…? 手が、ない。

そもそも体がない。魂だけが存在している、そんな感じ。

タイメントに魔法をかけられて、その後、どうなった?


「……ふぁず」


そんな声が、どこからか聞こえた気がした。どこか眠そうで、いつも元気な、あの声。でもこの声は、少し大人びているような…。


「…ファズ、私です。覚えていますか? この、ユージャー・メイアを」


シノの声に酷似したその声は、自分の名を名乗った。


「ユージャー・メイ…?」


頭の辞書のどこを探してもそんな言葉は見つからない。誰だ…?


「シノの、母親、と言ったらいいでしょうか」


その言葉を聞いた時、心のどこかに怒りがわいた。


「シノの…母、親…?」


言葉は、時に意図せずにこぼれるものだ。


「おま…が……お前が、シノを!! 」


自分でも信じられないくらいの声量、いや、口がないから意思力…がほとばしった。


「…事情があったのです」


悲しみがこもっているはずの声は、なぜか淡々と聞こえた。


「いくら事情があったって…!!」


「お願いです、今は言葉を飲み込んでください」


「…!?」


突然、頭をガンッと殴られたような衝撃が走る。


「本当に本当にやむを得ないのです。あなたが時空をさまよっている間にすべてを伝えなければならないのです」


時空…? そうか、タイメントは俺を時空へとほっぽったのか…。


「いいですか、よく聞いてください。 この後あなたが目覚めたら、すぐ、星の子のもとへ向かいなさい」


「星の子…」


「そして、こう伝えなさい。 ユージャーより伝言です。あなたの今目の前にいるものは、あなたと双子の存在に仕えし者。天海のクリスタルを使い、この者が存在すべき場所へと送り届けよ…」


「双子…!? シノと星の子が…!?」


(星の子は俺の生みの親…!顔ははっきり思い出せないけど、でも、魂に刻まれているからわかる…!!)


「シッ! 他言してはなりませぬよ…。さあ、もうお行きなさい。運命に身を任せるのです」


「なっ…!?」


突然、目の前が真っ暗になり…そのまま俺は意識を失った。

今回はタイトルを物語の中からとってみました!(多分)初めての試みです!

頑張れ!ファズ! 明日も投稿できたらします~!!(久しぶり過ぎて設定狂ってないか心配)


感想、高評価もらえるとモチベにつながるので…(*ノωノ)ぜひ…!!

ではまた!!₍˄·͈༝·͈˄₎ฅ˒˒

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― 新着の感想 ―
[一言] ついにシノの母親が登場! やっぱり訳ありだったのか。 そして、星の子と双子。 びっくりしました、伏線が繋がって来ましたねー。 次回も楽しみに待ってます!
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