21:ケーキ食べるほうが優先事項だと思う
メモ帳の消し方のせいで、原稿半分吹っ飛んだ☆
読んでくれて(*ゝω・)ノ アリガ㌧♪
シノはキャンディをばりばり食べてました。動作じゃないです。音です。
「この食べ方もあり…」
真ん中からパッキリ折れたものをばりばり食べてました。
「でも食べにくい…。後なんか、口の中痛い…」
キャンディは硬いですからね、口の中を容赦なく攻撃してきます。
こうして、ばりばりムシャムシャして食べ終わりました。
「さて、シノさん。今から服を買いに行くけど、どんなのがいい?」
「白!」
「…う、うん。白い色がいいんだね。えっと、服の種類は?Tシャツとか、ワンピースとか」
「ワンピース!」
「よし、わかった。じゃあ、買いに行こうか」
「うん!」
…といっても、シノの白いワンピースを直している間だけに着る服ですけどね。
こうして、シノ達は立ち上がって、仕立て屋に向かうのでした。
その途中にケーキ屋さんがあって、シノが五分ぐらい引っ付いて、ファズにポーチごと引っ張って引きずられたのは、もう後のこと…。
「服が、いっぱい」
「そういう所だから」
色とりどりの服が並ぶ店内にシノ達が入っていきました。
「服!」
「そういう所だよ?」
そう言いながら、シノが店内を走り回ります。
そのたびに、服が!服が!と言うので、ちょっと目立ってました。
その様子を見た店員さんが、シノ達に話しかけてきます。
「何かお探しですか?女の子用の服でしたら、あちらですよ」
そう言って、店員さんは奥の方を指しました。
それに、アリシアが答えます。
「えっと、リメイクってどこでできますか?」
「リメイクですね。どの服を使用しますか?」
「この子が来ている服を…」
アリシアと店員さんが話し込んでしまいました。
アリシアと店員さんは楽しそうですが…一方でシノは退屈になっていました。服は見飽きてしまったのです。布がたくさん並んでるだけ。
「ふぁず、つまらんくなってきた」
「知らんがな」
ファズが表情を崩さずに口だけを動かします。さすがポーカーフェイス。
そういえば!とシノは自分の魔法についてよく知らないことを思い出しました。
「シノはなんの魔法使えるの」
「唐突だな」
「何の魔法使えるの」
「んー、風と水と光だからな…。シノの年齢なら、水を出すくらいならいけるんじゃないか?たぶん」
「ほう?」
「やってみるか。シノ、杖持ってる?」
「もってる」
ほら、とシノがワンピースのポケットから杖を取り出しました。ポケットは結構深いようです。
「じゃあとりあえず、水を出してみよう」
「うん」
ファズのポーカーフェイスは崩れません。しかも、声が単調。真顔って怖い。
「魔力の込め方はわかるか?」
そういえば、キャンディ作る時も魔力の込め方知らなかったような…と、ファズは思いましたが、思っただけでした。終わり。
「わからん」
「んー、…あ、たしかお前、魔力見えたよな?」
「なにそれ」
「えーと……思い出した! ふわふわしたやつだよ」
「あ~!マリョクか!あれを込めればいいんだね!」
「あ、ちょっとまっ…」
「うおおお……マリョク…水…」
シノはファズの言葉を聞かずに始めてしまいました。
前回、キャンディを出そうとしたときみたいに杖がぎちぎちいっています。
それを見ながら、杖折れそう…とぼんやり考えるファズだったのでした。
その時!シノの頭の中に、声が聞こえたのです…!
『…こんにちは』
と…。
アリシアはまだ話してますよ?服の色とか、サイズとか、どんな感じがいいとか…。
シノはキャンディをばりばり食べてます←ここ好きなんだがw
ファズのポーカーフェースは崩れることを知らない…。
最後の声は何だったのでしょう…。
ではまた!




