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17:青いもやがうごめく、世界の氷の中で

第二章突入!頑張るで!

読んでくれてアリ(´・ω・)(´_ _)ガト♪

青いもやがうごめく、世界の氷の中で。

“それ”は密かに動き出していた。




何もかもが、時が止まったように動かない。

すべて青がかっており、眩しすぎて、目が眩みそうになる。

だけどそれが、私の望んだ世界。私が想う世界。

私は両手を広げ、凍った空気を思い切り吸い込んだ。


――嬉しい。


私の心は一つの感情で埋め尽くされていた。

何もかもが美しく見え、それでいて愛おしい。

いずれ、また動き出してしまうのが惜しいところだが。

それでも、全てを手に入れたような錯覚に襲われそうだ。

今この瞬間、多くの人生が、私一人によって簡単に――そう、至極簡単に変えられてしまうのだから。


でも。

何故、成功したのか。

今まで誰も成し遂げることが出来なかった、この魔法、ワールド・エンド・フリーズを。


 ***


「………え?」


まるで絵の中に閉じ込められたような感覚だった。

目の前には軽く動揺した顔のファズとアリシアがいる。

けれど、瞬き一つしていない。瞳が凍ったように動かない。


――おかしい。


空気は重く、うまく息ができない。


「ふぁず?」


呼びかけても、反応はない。

異常!異常!と頭のサイレンが鳴っている。

そんなこと、分かっている。


でも…。


どうしよう…?


 ***


この魔法は、言わば“世界を殺す魔法”だ。

今まで幾千人と挑戦してきたが誰も成功することはなかった。

決定的な、何かが足りなかったのだ。

魔力でもない、技術でもない。

それは――。


…この世界を確実に支配できるという《確信》だ。


迷いや不可能ではないか、と思う気持ちがあると、杖は応えてくれども世界は応えてくれない。

だけど、私には絶対的な確信があった。

豊富な魔力、類稀なる強力な才能、高貴な地位。

そう、私は―――。


タイメント・スラット。三大魔女の一人、時の魔女であるのだ!




――――――――――――

    人物情報

――――――――――――


―シノ―


〈称号〉第八適合者

〈属性〉風 水 光

〈年齢〉五歳

〈性別〉女

〈身長〉113センチ

〈種族〉獣人族

〈特徴〉白髪のロングで少々ぼさっとしている。笑顔が可愛い。

〈性格〉意外と努力家。普段ふわふわしている。少し天然。


―ファズ―


〈称号〉なし

〈属性〉不明

〈年齢〉測定不能

〈性別〉男

〈身長〉15センチ

〈種族〉妖精族 ケモノ類

〈特徴〉もっふもっふのハムスター。毛は水色。

〈性格〉しっかりしている。シノの突っ込み?役。


―アリシア・ロスタート―


〈称号〉なし

〈属性〉火 水 (正反対の属性持ち、めずらしい)

〈年齢〉18

〈性別〉男

〈身長〉165センチ

〈種族〉人族

〈特徴〉茶色い髪のスラッとした男性。顔がちょっとキリっとしてるかな。

〈性格〉真面目。ただ、ちょっと気が利かない。気になるものはわかるまで調べまくる、研究オタク。

最後のはプロフィールみたいなやつ!

また新キャラ…。でも、きっとかわいい。

ではまた!

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― 新着の感想 ―
[良い点] アリシアさんが男の人だって言うことがわかってうれしいです!私がですけど……あはは。 表現がとても素敵でした! [気になる点] ないよ~です! [一言] 三大魔女と言われたあと、人物情報が…
[一言] タイメントの出現で物語がガラッと変わりましたね。 正直、これからどうなるのかわからないのでワクワクします。 ただ、雰囲気が変わり過ぎたので最初読んだ時、んってなりました。 この次の話が勝負…
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