1:むかしむかし、本がありました。
初投稿…!
どんな感想もらえるんだろ…
むかしむかし、切り株の上に本がありました。
魔導書のような、分厚くてきれいな装飾が施されていました。
天気が良くて、日向ぼっこでもして寝てしまいたいような気持ちのいい朝でした。
その日、一人の少女が本を拾いました。
身なりはボロボロで、髪はぼさぼさ、靴も履いていませんでした。
その少女の名は、シノといいました。
シノは本を開いてみることにしました。
本の端を持って引っ張りますが、なかなか開きません。
「違う違う、本の表紙にクリスタルみたいなのが付いてるだろ?それに手を置くんだよ」
どこからか声が聞こえました。シノが後ろを振り返っても何もいませんでした。
「違うよ、こっちだよ」
また声が聞こえました。今度は本のほうからはっきり聞こえました。
「さあ、手を置いてごらん」
シノは恐る恐る本の上に光る透明なクリスタルに手を置きました。
すると、透明なクリスタルはどんどん色を変えていき――綺麗なエメラルドブルーになりました。
「うおっしゃあ!3200年ぶりの適合者見っけ!」
いきなり本がしゃべりました。びっくりしました。
バタンと本がいきなり開きました。びっくりしました。
本の中から変なのが出てきました。びっくりしました。
シノは不思議でたまりませんでした。
感想くれますか?星くれますか?いいねくれますか?(うるうるの目)