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話し合いは続く。


「では、早ければ明日から復学ということになるが・・・エリザベス、大丈夫かい?周りからの目線などは・・・」

「あら、学園ではまず味方を作れと仰ったのはお父様ですよ?大丈夫です、比較的まともな生徒を味方に多数つけておりますので」

「そうか、ならば安心だな」

「ただ、出来るだけ公爵家には目を光らせておきます。爵位だけのボンクラかどうか、見極める必要が今以上にありそうですから」

「ええ、そうした方がいいでしょうね。・・・このくらいかしら?今話すべきことは」

「うむ、そうだな。それでは我々はお暇するとしよう。あまり長い時間王座を空けておくべきでもないしな。ではエリザベス、卒業後のパーティで会おう」

「はい、お父様。本日はありがとうございました」


******

〜翌日 学園・教室〜


「皆様、ご心配をおかけしました。私エリザベスは、本日より登校を再開しました」

「エリザベス様!良かったですわ!」


学園に行き、心配をかけたことを謝罪すると味方の女学生達が口々に安堵の声を出しました。ね?味方がいれば安心でしょう?


「エリザベス様!?仮面をお取りに?まあ、なんと眩しい美貌でしょう!」

「ありがとうございます、ですが私から見ればあなたのお顔も生き生きとして輝いて見えますわ」


味方を作り味方であらせ続ける手段その一、褒められたらば褒め返す、です。これなら誰も傷つくことないでしょう?


「エリザベス様、ご存じです?サントラ公爵令息、本当に提訴したそうですわよ?まあ裁判の価値なしとして棄却されたそうですけれど」

「あら、そうでしたの?意外と行動力はあるのね、あの方」

「というか、よく公爵閣下も許可を出しましたわね。普通そんな馬鹿な話があるかーなどと言って叱咤するのではないですの?」

「そのことなんだけれど、彼どうも自分の貯蓄からお金を出して公爵閣下に内緒で提訴したそうですわ。棄却されたことを知らせる書類が公爵家に届いたことで公爵閣下にバレて、彼こっぴどく叱られたそうです」


家の信用に関わることなのにこっぴどく叱る(貴族基準)で済ますあたり、サントラ公爵家も駄目ですね。


「皆様、ちょっとご相談が」

「?どうされました?・・・皆、声を小さくしましょう」

「ありがとうございます、実はですね、私もう婚約者を取ることに嫌悪感を抱いてしまって、学園の男性、まあ幼馴染のルイスを除いてですが、あまり好印象を抱かなくなってしまったのです。ですが私が素顔を隠さなくなったことで言い寄ってくる下衆な貴族令息がごまんといるはず。そんな方々から私を守ってほしいのです」

「ああ・・・エリザベス様、外見はなんともないように見えて、やはり心に傷を・・・。おいたわしや、お任せ下さい!そのルイス様以外の男がエリザベス様に言い寄ろうものなら、私達がばっちり妨害して見せますわ!」

「ふふっ、頼もしいですね。では、よろしくお願いしますね?」

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