神様になりたい
「姉さん、なのか?」
「あちゃー、バレちゃったね。運命神さん。」
「冥王さま、申し訳ありません。そうだよ、お姉さんだよ、悠。」
神様たちがざわつく、そのざわめきは、いまこのへっぽこ神が告げた事が真実だと言っているようだ。
◇ ◆ ◇
「どうやって神様になったの?」
「なんとなく。かな?」
やっぱこいつあかんわ。
「で、そこんところどうなんです?世界神さんよ。」
「あー、どーだったかのー。お前がこっちに来る結構前だったな。ある男が死んだ直後だった。
不幸が起こらないようにさせたい。
そんな願いだった。君の姉が願ったものだよ。
我々は、将来的に地球がヒトの手によって壊されると予想していた。
そんな矢先にこの願い。運命神を追加で作るりなさい、冥王がそうおっしゃっているようだった。
君の姉を取り去り、神格化。まぁ、簡単なことだよ。」
なるほどな、腑に落ちた。姉さんの部屋にあった一枚の写真。車椅子の男が座っていた。
最後の最後で出会えたんだね。よかったじゃん。
「久しぶりだね。」
「あぁ、懐かしいな。」
俺たちの正月はもうすぐ終わる。まだ源平合戦が起こってないのが不思議なくらいだ。
いつになったら死ねるのか、違うね。いつまてでも行き足掻いてやる。
俺たちの日常を取り戻すために。
いかがでしたか?お正月編はおしまいです。明日からは通常投稿にもどります。
ありがとうございました!




