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原始から始める1000年人生  作者: 相馬颯
番外編その1
48/118

か弱い王子様

  こんばんは!  

 韓国と日本の試合、面白かったですね!

 明日も期待しましょう。

 「まず、君のことが知りたいかな。なにか話してくれる?」


 「ぼ、ぼ、ぼくは、ハンソル。あの国の、怖い人たちにむりやり、あんなことやこんなことされて、、、

 すごく怖かった、、

 あの王子様は、な、なんかね、すっごく偉そうなの。なんで君はそうなのか?って聞いたら、殺されかけてね、怖かったの。」



 初っ端から重いなー。それは辛いと思うけど。こうやって子供なのに、夜の相手にされるってのは相当なトラウマ。

 この子には悪いけど、俺のやり方では彼を強くできないかな。、!


 「そうなんだね。辛かったね。でも、今日からは、悪い大人たちは全員殺されていないから、楽しく過ごせるかもね。

 なにか得意なことってある?」


 「ぼく?うーんっとね、人のマネをするのが得意かなぁ。

 いっつもパパやママのマネしてたもん。」

 

 「ちょっとやってみてもらっていいかな?」


 「じゃあ、ママのマネね。

 うーん、今年の税金納められるのかしら。もし無理なら、そうね、ちょっと私が稼いで、これないわね。

 子供もいるんだし。内職でもしようかしら。」


 なんでこういうネタを持ってくるんだ。


 シリアスモード全開の人生送ってるな、ハンソル。

 真似が得意なら、影武者とか、スパイに使えるかな。

 

 「ありがとね。キミの面倒を見てくれるお姉さんを、後で選んでおくから、みんなのところに戻っていいよ。」


 「うん!」


 元気だなぁ。ステステステと走り戻る姿は愛くるしさを感じさせる。



 ◇ ◇ ◇


 「ここは、どこだ。ああ、あの世か。また天下を狙いたいのう。配下はいない。なぜだ?なぜ武器だのなんだのがある?

 配下を作って、ここを一回治めるか。

 光秀め、許さん。」


 戦国時代、天下統一を狙っていたあの男が、原始時代にも、争いの火種を巻き散らそうとしていた。


 ◇ ◇ ◇


 「大変じゃー!」


 「どした?ジジイ。」


 「信長がここに復活したぞ。恐らく敵になるそうじゃ。

 やっとお主とようやく渡り合えるヤツがきたわい。」


 「信長、か。怖そうだな。蘭丸が篭絡されないといいんだけど。」


 「味方にはしないのか?」


 「してもめんどくさいヤツだもん。信長って。

 蘭丸!きてきて!」


 「なんですか?こんな忙しいときに。」


 「緊急事態だ。信長がこの時代に来た。」

 

 「のぶ、、、?、上様ですか!それはそれはご無事で。なにより。」


 「問題なのは、俺たちは確実にアイツとやり合わなければいけないってことだ。

 お前は、信長と俺、どっちを選ぶ?」


 「それはもちろん、悠さんですよ。上様も、奇抜ですが、悠さんは、その上をいきますから。」


 どういう判断基準で士官先を選んでるんだ、こいつは。

 

 「それ、褒めてる?」


 「たぶん。」


 「たぶんかよ!」

 

 

  


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