ミステイク
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ありがとうございます。
壁に敵兵が迫ってくる。こんな危うい状態はないのだろうが、俺は、至って冷静。
そう、冷静に死の引き金を引き続けているのだ。
それから10分後、敗走する兵士を騎乗しながら撃ち殺し、(これは大変)ひたすら物を分捕っていく。
天皇自らが先頭に立つ姿は、向こうの民も快く思ったようで、
「おら!金出せこらぁ!食い物だしゃ許してやっからよ!!」
「よ、よせ、お前は、俺と幼馴染だろう?」
「だからどうした!子供時代の鬱憤晴らしてやんぞ!
ぶっ飛べ!まだだ、歯ぁ食いしばれぇ!」
ボガボガボガァ
「ギャー、やめてくれぇ、頼みますから、あの、」
「死ね。」
バキューン
いじめっ子には人権ないでしょ。
さくっと殺って社会貢献。
とまぁ、ノリノリで復讐してた。なんか最初に奪ったところが、貧しい人のエリアで、いまやりまくってるのが金持ちエリアなんだと。
そりゃ、日頃の鬱憤晴らしていいと思うよ。うん。
「じゃ、ここ任せるから!適当に、皆殺しにして、一人だけ捕虜な。
ついでに家にあるもの全部民に配っといてくれ。
じゃ、追撃部隊、いくぞ!」
オレたちの蹂躙は首都まで続いた。首都は流石に硬そうだが。
大砲ドガドガ打ちまくってたら、壊れたよ。脆い壁だな。金属にすればまだどーにかなるのにね。
「新羅のみなさーん!私は、日本の王です。私はあなた達を外からの敵から守ってあげるためにきました。
私の、領内では、誰一人として飢えたり、乾いたりすることはありません。
今の生活よりも、豊かなものがそこにあります。降伏したければ、今から日が上り切るまでに門の前にある我らの、野営まで来てください。」
「おぉ、流石ですね。でも、死ぬほど働かせるんじゃなかったんですか?」
「勤労について、おれは言及したか?」
「いえ。」
「言わなくていいことは、言わない。これ基本ね、蘭丸。」
蘭丸は世話係として優秀だから、手元に置いている。でも、人の良いところ以外見ないのが欠点といえばそうだけど。
おれは、アイツのそこが好き。
◇ ◇ ◇
正午
大体100人くらいだろうか。子どもたちが野営にいる。
「大人のみんなはどうしてるのかな?」
「おにーさんのことが嫌いなんだって!不思議だねぇ。」
ほんとに不思議だ。
「え、知らなかったの?あそこにいるのは、あの国の平民はほぼいなくて、特権階級ばかり。そんな奴らに飢えないとか言っても効果薄いし、逆ギレするでしょ。」
「そういうもんなの?」
「そうよー!なんでもお姉さんに、聞きなさい。」
いつも思うけど、この人って一言余計。
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では、また今晩。




