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原始から始める1000年人生  作者: 相馬颯
はじまりはじまり
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弓は案外難しい

 みなさん!いつも読んで下さりありがとうございます!


 

 

  

 認知症の神様がこちらに送られてから数分。どうしたものかと考えていると、


 「なんでワシが人間のために働かなくてはいけないのじゃ、全く、「はたらきたい」どうなんじゃ?」


 刹那、認知症の神様は猛烈な勢いで採集しに行った。


 だって自分で働きたいって言ってるんだよ?完全にパシりなんだよね~ 

 いやあ便利だよ、ほんと。


 さぁて、おれはアレを作ろうかな。本当に肉が欲しい。そのために必要な道具は、、、

 

 弓だ。みんなも作り方を知っておいて損はないだろうからちゃんと読んでね。


 ① 竹とひもを用意する。

 ひもは植物を乾かしたり、洗ったりして繊維をだそう。その繊維でひもをつくるんだけど、なるべく太くなるようにしようね!


 ② 鳥の羽根を拾ってくる。

 これは神様にやらせた。働きたいっていつもいうんだもん。仕方ないよね。

 羽根がないと、矢がまっすぐに飛ばないんだ、だからとても大切なんだよ!


 ③ 竹を乾かして四分割にし、柔軟性を見ながら竹を重ねて、ひもで縛る。

 普通なら竹を乾かすだけで一月以上かかるんだけど、認知症とはいえ神様は神様だ。神パワーでどうにかしてもらった。

 よーくしならせないと威力でないし、ここも気を抜けない。


 これで一応土台は完成した。


 あとは、こうやって地面に当ててしならせながらロープをキツく張ると、、、

 

 弓の完成だ。

 

 後は、矢をつくるだけなんだけど、竹を尖らせて、神様に持ってこさせた樹液を火で熱して、羽根とくっつければ、、、

 

 矢も出来上がり。


 30本ほど、矢を作ったところで試し撃ちだ。


 あそこに立ってる木を狙って、、


 ビュン

 

 盛大に外した。まあ、仕方ないよね、初心者だし。

 いっぱい練習してまあまあ上手になった。


 これでどうにか木の実の生活からは逃れられる。あれはあれで良いんだけど、なんか肉がないと、生きてる感じがしない。


 でもまあ、場所には助かったんだよね、正直。山に囲まれてるからか、自然がいっぱいあるし、川もある。(歩いてみつけた)

 それにさっき必要だった樹液だの、竹だの羽根だのがいっぱいあるし、


 「旧石器時代、最高!!」 


 ちなみにちなみに、今は真夏の日中なんだが、心地よい気温だ。非常に暮らしやすい。

 旧石器時代は気温が7~8度ほど低かったらしいんだよ。だからこうやって快適に過ごせてるんだ。みんなも旧石器時代に来たらどうだい?

 何もない中で生きるってなかなかない体験だよ?

 


 いよいよ明日から狩りをしようと思う。楽しみだなぁ。

 状況は最悪だけどさ、サバイバルって男の子の心に響くものがあるんだよね。


 待ってろ世界!今から俺が文明を進めて未来を変えてやるからなっ! 

いかがでしたか?真似しないでくださいね。

 弓を作って事件起こしても私は知らないですからね。

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