初めての道具
なんかみんな見てくださってありがとうございます!
何もない状態で、荒野に追い出された。哀れだろう?そうだろうそうだろう。
じゃあ、今からなんかやるか。
とりあえずだ、
「おーい聞こえておるかの?ワシに死ね、無事ついたかー?」
「おー着いたわ、なんもないけど、」
「そーじゃろな、まあ、焚き火とか作ればいいと思うぞい。あと伝え忘れておったがの、ワシに死ね。戦国時代とやらに飛ばそうと思ったらの、縄文時代とやらに飛んでしまったのじゃ、やることは変わらないから、心配せんでもよいからの。ではまたな、ワシに死ね~」
そーなんだよな、今は真昼でちょうど涼しいくらいなんだよな、夜になったら火が必要なのは目に見えてるし、落ちてる葉っぱでも拾いにいくか。
◇ ◆ ◇
三時間後、ぜぇぜぇ、ようやく焚き火が作れる。んじゃあ、ついでに釣ってきた鮎を焼いておくか。
「お~いじいさーん。」
「なんじゃあ?」
「此処ってどの辺だ?見当がつかん。」
「場所かー?お主がおった時代では、、、、下呂と呼ばれておったようじゃぞ。」
「下呂かぁ、温泉地だっけか。一回聞いたことがある。じいさんありがとなー」
なるほど、温泉地か。ということは、、、、
温泉にはいれる、やったぁ!!勉強とかのストレスがとれるな~。もう少し文明進めてみてからだな。
◇ ◆ ◇
石を打ちつけて尖らせること二時間、そして草から縄を作るのに三時間、木の枝にそれをくくりつけてできたものは、
簡単な石のピッケルだ。これで、木を切りやすくする事ができる。らしい、ソースはじいさんだ。
そういえば、俺ってなんで死んだんだっけか。
明日じーさんに聞いておこう。
今日は色々ありすぎて死にそうだー。てか、こっちきてからなんも食べてないじゃん。餓死っていうのが身近になってるな。
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