コボルトキングとクリスタルウルフの連携
クリスタルウルフとコボルトキングの連携は大したものだ。
さすがに何日もレベル上げしていただけあり、互いの意図をある程度読めるらしい。
クリスタルウルフも神速を使いこなせそうだったので、思考加速と見切りもセットで渡すとうまく使いこなし、たまに俺もあわやという動きをするが、戦鬼でスピードに慣れてからは、二人を相手に互角以上の戦いをできるようになった。
「おっと」
ガキィィィン
鉄爪を跳ね返す。
氷の刀は魔力をこめるほど強化できる。
クリスタルウルフの上からの攻撃を後ろに飛んで避けた。
後ろに回り込んでいたコボ太の一撃を跳ね返し、左腕に氷の盾を生成。
ウルフの攻撃を盾で防いだのち、刀で、おそう。
ウルフが引いたので、盾を投げて、コボ太の方に向き直り、神速を使用。
コボたも見切りを使って受け止めるが、氷鬼の能力で、足を固定させ、腰まで凍らせる。
上から襲いかかってきそうなウルフには氷の弓をを生成して飛ばす。
傷ついて落ちてきたウルフに刀を突きつける。
「いい線いってるじゃん」
「まぁ、マスターには敵わんな」
「俺より強くなったら困るけどね」
コボルトたちが帰ってきたらこいつらに鍛えさせよう。