初めての訓練をしてみた
二週間後、ポイントは9870ポイントになっていた。
もう寝るのにも飽きてしまった
「そろそろ、出動かなぁ」
『ダンジョンの外は危険です』
「でもちゃんと戦いに慣れておかなきゃ。まぁ、対策は練るから大丈夫かなーとね。ダガーウルフあと10体増やして」
『作成中・・・・・・・作成完了』
「スキル氷鬼を製作」
『作成中・・・・・・・・・・・作成完了』
「あと1870か。じゃあ600でもう一層作って。1200で作れるモンスターは?」
『1000でオークが作れます』
「じゃあ、それで」
『作成中・・・・・・作成しました』
「じゃあ、0階に11体コボルトを集めて」
0階。ダンジョンの最上階にコボルトとダガーウルフを集めた。
「今日から時間を作り、二人一組で訓練する様に」
一応通じた様で、搭乗訓練を始めた。
コボルトは将来、このままだと役に立たないだろうから。ちょっとずつ強くしていこう。
あとは俺だな。
迷宮最深部に戻り、ダンジョンの本来ならボスの部屋(各階にあるが現在はコボルトの溜まり場)に入る。
そこではさっき言った通り、オークが待っていた。
「オーク。君に本気でかかってきてほしい」
オークが先頭態勢に入る。
「いいね」
種族固有スキル《戦鬼》を発動、戦闘に入った。
オークのパンチをかわしたりいなしたり、たまに反撃した。
明らかに負荷が軽いのでコボルトもどんどん投入し、最後は30体のモンスターと訓練していた。
戦鬼は優秀なスキルで、戦えば戦うほど、動きが先読みしやすくなり、体の動きも良くなった。
「もう終わりでいいか。お疲れ様」
モンスターが這いつくばった頃、終わりにした。
「今度は氷鬼の訓練しなきゃ」
ステータス(鑑定により把握)
名前:鬼童丸
レベル;1
種族:鬼
スキル:ユニークスキル《鑑定》種族固有スキル《戦鬼》《氷鬼》
耐性:なし
名前:なし
レベル;1
種族;オーク
スキル;戦闘スキル《鎗術(小)》種族固有スキル《絶倫》
耐性:なし