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最近の若いものは助かる

「あれっ」


目を開けると白い世界にいた。


「なんだ・・・ここは」

「すまん」


めっちゃ謝ってるおじさん。


「これって・・・やっぱり・・・」

「・・・・そうだ。手違いでーーってやつだ」

「こんなことあるんすね」

「ああ。もともと話っていうのは必ず元の話があるだろ。最近のよく小説化されるこういう類の話は100年前に元の世界に生還した転移者が夢か誠かと掲示板に書き込んだのが元じゃないか?」

「そうなんすか。」

「まぁ、君も予想できている通り、我々神としては君に特権を与えざるを得ない。ただし強力すぎるのはダメだ」

「なら・・・・鬼として生きる・・・とかは?」

「ん?モンスターとして生きたいのか?」


怪訝な顔をされる。


「そうですね。強い方がいいなぁ・・・・と」

「変わってるな。人間として生きたいのでは?」

「うーん。もういいかな」

「そうか。そのくらいの特権ならもう一つやれるぞ?」

「じゃ、ダンジョンをください」

「わかった。最近の人間は話が早くて助かる」


そう言って笑う神。


「前の人生が特別楽しかったわけじゃないんで、色々想像してたんですよ、こう言うことが起こったらなって」

「そうだったか。まぁ、せいぜい楽しんでくれ」

「そうします。じゃ」

「おう。死んだらまた来いよ!」


光に包まれ、意識が薄まっていく。





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